くっしーの徒然日記

ALL ASIAN DXコンテスト(CW)参加

6月16日の土曜09:00から18日の月曜の09:00まで、JARL主催のALL ASIAN DXコンテストのCW部門が開催されたので、参加してみた。




このコンテスの特徴は、コンテストナンバーが、RST+年齢とちょっと変わっている。

いつもコンテストでお目にかかるOMさん達が幾つ位なのかもちょっと楽しみである。

朝の9時前に、ベランダのアンテナをチェックしていたら、何やら片側が低い様な気がした。

よく見ると、先端から3本目のロッドの頭が少し割れていて、そこで止まらず、少し短くなっていた。

安物の釣竿なのであまり耐久性は無いのかもしれない。

取り敢えずタイラップで落ちない様に処理をして、開始時間には何とかいつもの高さのアンテナでの参戦に間に合った。



そんな感じで、何とかAM9時に14MHzからスタートしたのだが、いつもの様に強めの局から呼びまわりに行ったが、なんだか応答率が悪い。

あれ~?今日はコンディション悪いのかなぁ??

始めの1時間で4局しか取れない。

コンテスト開始早々は、たくさん呼ぶ人がいるからなかなか取れないのかなぁと思いつつ、それならと5局目を取った後に試しに、23wpmでCQを出して、RUNしてみる。

10分ほどRUNしたけど、ロシアの局から1局呼ばれただけで、やっぱりうちの環境ではRUNは無理があるかなと諦めた。

11時過ぎまでの2時間ちょっとで9局しか出来ない。

う~ん、夏枯れ?昼間は14MHzもコンディション悪いのかな~、、、

そんな訳で、早々に昼食をとって、再度無線機に向かうが一向にログが進まない。

おなかが一杯になった事も有り、眠くなったので、夜に向けて体力を温存する為に、3時ごろまでお昼寝タイムとした。

3時過ぎに起きて再び無線機に向かう。さっきより少し聞えてきている様な感じである。

それでも30分で3局位しか出来ない。

う~ん、なんかおかしくないか??

と思いつつ、もしやと、無線機のパワー設定を見ると最低レベルの「L」になっている。



しまった!自動送信のテストをした時にパワーを絞って、そのままだった。

これだと5W以下のパワーしか出なくて、QRP部門以下の電力だ。

逆に良くこれで10局以上出来たものだ。

意図せぬQRP運用でQSO出来たのは、アジアロシア、アメリカ、フィリピン、グアムの局だ。

アメリカ本土まで5W以下でも届く事にビックリである!

しかもCQにも1局応答があったし、、、

そんな訳で、慌てて設定を通常の「H」に戻して再参戦。

そこからは、なんとか1時間に10局前後でログが進みだすが、やはりコンディションは余り良くないようだ。

時々ハイバンドも覗くが、数局しか聞こえて来ない。

18時過ぎたあたりから、7MHzを一通り巡る。



今回は、JA局とはマルチも得点もなしだから、完全に相手はDX局オンリー。

DX側からは、アジア局しかポイントにならない。

そんな訳でアジア管内局かつ開催国と言う事も有り、CQを出しているJA局がいつもよりかなり多い。

DX呼びまわりには、国内局のCQが多くて、中々お目当てのDX局に当たらない。

ここまでは、まだコンディションが余り開けておらず、ASロシア、EUロシア、オセアニア、北米、中国と言った所が殆どだ。



再び14MHzに戻りRBNを眺めながら呼びまわりをする。

なかなか開けないので、適当にお風呂に入ったり晩ご飯を食べたりしながら、1時間10局前後で8時過ぎまで推移する。8時台までで56-QSO

21時近くになって、北欧のフィンランドやカナダ辺りも少しだけ開けて来て、交信できた。



遅い時間になって来て次第に14MHzは開けてきた。

いつもは24時位に寝るのだが、コンディションが良いので、試しに朝まで頑張ってみることにした。

夜中の1時過ぎからは、ドイツ、フランス、イギリス等EUの奥のほうも出来たし、北米局とも交信できた。

結局14MHzは2時ごろがピークで、呼びまわりで21局@1時間を記録した。

3時ごろには、今回ニューエンティティとなる中米のニカラグアとも交信できた。



3時台迄に152-QSO。

3時を過ぎると、局数はガクッと減ったので寝るかどうか迷ったが、7MHzのグレイラインはどうだろうと、完全に日が昇る5時まで粘ったが、冬場のようなローバンドのグレイラインでのオープンはこの日は起こらなかった。



と言う事で、5時を回った所で、161-QSO、ここで一旦寝床についた。

3時間ほど仮眠して、8時過ぎから再び再開。

すでに、コンディションは落ちており、アジア、オセアニア局ばかりになる。



多少ハイバンドも聞こえているようで、21MHz、28MHzで少しだけ局数を上積みする。



結局、17時ごろになってやっと北米辺りが開けてきた。

21時頃から22時台は中米のメキシコ局、南米のウルグアイ局とも交信できた。
EU側は、新局は、東欧辺りまでしか出来なかった。

2日目の夜は翌日の仕事も考えて、24時で止めて寝た。
ここ迄、259-QSO目標の200-QSOをだいぶ上回っていた。

翌朝6時に起きて1時間半位参戦して数局積み上げて7時半に終了して仕事に出かけた。



と言う事で、今回、267-QSO、ニューエンティティも一つゲットとなかなかの結果となった。

今回のコンテストの特徴の一つの年齢のコンテストナンバーを分析してみた。



マルチバンド重複局は削除して、約200局のデータである。

設備の貧弱な当局と交信出来るのは、それなりの設備を持った人に限られるのか、多いのは50代前半から60台前半と言う私と同世代+/-5歳位が多い結果となった。

10代の2人を除いて20代30代が少ない。海外でも日本と同様に高齢化が進んでいるのだろうか?

ただ高齢局はコンテスト参加が少ないのか思ったよりは高齢局は少なかった。

最高齢局は89才、最低齢局は15才だった。

ちなみに、いつもお相手頂くおなじみのZLの局長さんは、YLなので00が来るかと思ったら、17が来た。
さすが現役女子高生オペレータ-は怖いもの知らず?

お相手頂いた、各局どうもありがとうございました。

2018.6.16-18 (6/20UP)
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