くっしーの徒然日記

四阿山 SOTA運用 JA/GM-001

10月5日の土曜日、群馬と長野の県境にある四阿山(あずまやさん)2,354m JA/GM-001 へ、嬬恋村のパルコールリゾートのパルキャビン(ゴンドラ)を使い、山歩き片道約2時間のあとSOTA運用を行ってきた。


四阿山はパルキャビンを使わないと、片道3時間半以上のコースしかないので、パルキャビンが営業している10/14迄に何とか行っておきたかった所である。

とは言う物の片道2時間でも、今までのSOTA運用では最長登山時間になるので、かなり不安も残しながら行ってきた。


 ↑
パルキャビンは、8時から営業開始なのだが、この日は中腹の風が強いとの事で、8時に成っても運行しなかった。

しょうがないので、パルコールホテルの中で風が収まるまで待つことに。

8時40分頃になって、ゲートが開いて、8時50分に運行開始との事。但し予報では一日風が強いらしいので、帰りの便が運行出来ない事もあり、その場合は、ゲレンデを1時間半歩いて降りて来て下さい。また往復乗車券の払い戻しは出来ません!と告げられた。


↑切符売り場横の看板。山頂駅付近は雨。気温9℃と寒そうである。


↑帰りの便に不安は残るが、往復で購入。料金は55歳以上往復1800円
日付??がやたら古い様な気がするんですが、、、、、いつ発券の切符??


↑これがPAL Cabin。6人乗りのゴンドラです。

風で揺れるので、なるべく6人満員で乗って揺れないようにするとか、、、


↑中腹位から風でゴンドラがかなり揺れるし、外もガスって来た。


↑山頂駅では、情報通り小雨がパラつく。カッパを着込んで登山開始。


↑ゲレンデ沿いの道から登山道へ入る

20分程歩くと道が急な下りになる。しかも結構下まで降りる感じなので、本当に四阿山向けなのか心配になって、思わず前を歩くおばさんに、「これ四阿山に行くんですよね?」なんて聞いてしまった。

それにしても折角登ったのにこんなに下るなんて、累計標高差が増えるので、体力のない私にとっては、テンションダダ下がりである。


↑途中で黄色いキノコ?の様な物を発見。なんだろう??


↑30分も歩くとお天気は晴れて来て、かなり汗をかきながら登る。


↑しばらく登ると、途中で木道が出て来る。ちょっと濡れてたり、傾いたりしていて滑り易い。注意しながら歩く。


↑茨木山との分岐点に到着。休み休みで、ここ迄1時間40分程掛かった。


↑その先は、今度は急な木道の階段が出た。


↑2時間程登った所で今度は急な岩登りの鎖場になった。
鎖を握りながら、岩場を何か所か超える。


↑岩場を超えると少しなだらかな稜線上に出た。頂上はもう近い?


↑登り始めから2時間13分で山頂に到着。大勢の登山客が座って休憩中。


↑嬬恋村側の祠の山頂標識の所で記念撮影。

山頂には祠が3つか4つある。


↑今回は長野県側で運用したかったので、一番長野側の奥の祠まで進む。

ここの奥で運用準備を開始。

山頂は狭くて、釣り竿を建てるのに都合の良い柱も、ステーを張る場所もないので、近くの低木に釣竿を縛り付けて運用開始。


↑釣竿2本は無理なので、家内はハンディ機にAH-510Rを直付け運用。

キャビンの運行開始が遅れたのと、思った以上に登山時間が掛かった事もあり、7MHzを運用開始できたのは、12時15分過ぎ。

周波数も事前告知した7.003が使用中だったので、7.002で運用開始。

7MHzで30分程運用し、その後14/21MHzと順にQSO。ここ迄で13時30分。

50MHzはいつもはモービルホイップに交換して運用するのだが、時間がないので、RHM-8Bのロッドアンテナを付けて、CWで運用を始める。

暫く応答が無く今日はここ迄でQRTして片付け様と思っていたら、立て続けに3局からコール。


↑どうやらRBNのSPOTを見て来てくれたのかな?

しかし最終のキャビンは16時まで。下るのにも2時間近く掛かるので、そろそろ閉局しないと間に合わない!

3局目の局長さんには、内心焦りながら73を出す。
まだだれか呼んで来そうな感じで、キャリアが少し受かったが、コールは打って来なかったので、TU DE JA5***/0の代わりに、申し訳ないが、NW QRTと打って閉局。時計は13時47分だった。


↑本日のシャック。

今日の交信結果は以下の通り。

7MHz/CW 11局(1,2,3,4,7,0エリア局)
14MHz/CW 2局(ニュージーランド局と1エリア局)
21MHz/CW 2局(ニュージーランド局と1エリア局)
50MHz/CW 3局(1エリア3局、最遠は千葉の館山市220km)

合計 18局


↑山頂からの景色。正面少し左の一番高い山が浅間山。噴煙も見える。


↑山頂より北の展望。こちらは雲海が広がる。

大急ぎで、機材を撤収し、下山を開始したのが丁度14時。

登りが2時間13分なので、下りは2時間で何とか最終便に間に合うだろう。

↓再び、鎖場をを通り、木道を越え山頂駅に向かう。


最後の方で、行きにかなり下った急な所を今度は登る!
これを登り切れば後は下りのみ。登り切った所で時計の針は15時25分。

残り30分は掛からないだろうと思いつつも、帰りの登りを上がり切った所でかなり体力を消耗して、後は惰性で下るのみ。


↑やっとキャビンの山頂駅に到着。辺りは再びガスって来た。

山頂駅に着いたのは15時45分、まだ15分ある。足洗い場でドロドロの靴を洗い、トイレに行く。どうやら、朝の風も収まった様で、キャビンも無事に運行。

1時間半かけてゲレンデを歩いて下りると言う苦行は無くなった。

キャビンは最初はガスの中を下りる。次第に晴れてきて、ふもとのバラギ湖と言うハート形の湖も見えて来た。



↓と言う事で、無事にふもとの駅に到着。日もすっかり傾いてきた。


今日は、今までで最長の合計約4時間の山行。運用中の窮屈な姿勢による背中の痛みと相まってかなり疲れた。

強風でのキャビン遅延が無ければ、もう少し無線の時間が取れただろう。ここは、関東エリアに対して非常にロケーションが良いので、V/UHFの運用も楽しみだったのだが、時間の関係で運用出来ずにちょっと心残り。

来年は風の弱い日に登ろう!

この後、バラギ湖「湖畔の湯」で温泉に入り、長野に帰宅した。

交信頂いた各局様、いつも有難うございます。又宜しくお願いします。

2019.10.5 (10/7 UP)

PS:UPしたブログ記事を見ていて気がついたが、14MHzのRBNは、なんとCX6VM、南米のウルグアイのスキマーさんの所に一番強く届いている。なんとQRP5Wで、更に適当なワイヤーアンテナで、地球の裏側まで届くんですねぇ~?!ちょっとびっくり!!

コメント一覧

くっしー
NQUさん、コメント&7MHzでのQSO有難うございました。
途中に多くの山が有るので、GWではギリギリでしたね。
山頂から南米とも是非やってみたいですね。
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