【↑伊豆スカイラインの終点を出たところ】
今週は病院通いで午後半休だったので、3時のGPVと、4時の星空指数で状況が変わってないのを確認して、4時半に三鷹を出発。沈む夕日を見ながら東名に車を走らせた。
【↑夕日を見ながら東名を走る】
東名厚木から小田厚道路、その後、熱海側の海岸沿いのいくつかの有料道路を経て、山伏峠ICから伊豆スカイラインに入って、終点の天城高原まで走った。伊豆スカイラインは、適度なワインディングで、そこそこ横Gを楽しみながら走れた。
ちなみに、山伏峠から天城高原までは660円だった。熱海峠から乗っても960円らしい。伊豆スカイラインや、海岸沿いの有料道路はETC未対応で割り引きもなければ、手で払わなければいけないのがちょっとうっとうしい。
伊豆スカイラインを降りて20分程走ると目的の駐車場と思われる所に8時頃到着。約3時間半、150kmの道のりだった。途中の道路沿いには鹿が多く、鹿が飛び出してこないか注意しながら走った。
【↑伊豆スカイラインを降りた先の道沿いの鹿】
なお、一般車を止められる駐車場はここしか無い感じだ。ちなみにすぐ側のゴルフ場の駐車場周辺では、奈良の東大寺並に鹿が大挙して居た!。
駐車場にはトイレが有るのは良いが、トイレの明かりが煌々と点いている。みんなほんとにこんな灯りの点いてる所で撮ってるのかなと不思議に思いつつ、一段下の駐車場でなるべくトイレの灯りが届かない辺りに車を止めた。
他の車は上側に一台だけ。人は乗って無い感じ。トイレの灯りを消そうと調べたが、入り口の電気を消すスイッチが見あたらなくそのままとなったが、8時20分頃、勝手に電気が消えた。時間で自動的に消えるようになっているのか?
明かりが消えて回りを見回すと、曇っているのでハッキリとは言えないが、ここはかなり暗い。北方向がわずかに明るいが、鳴沢村の東や、須走口、御殿場口五合目の南方向より遙かに暗い感じだ。
今日は到着した時は一面の曇り空だったが、少しすると多少晴れてきた。
【↑いて座方向の空と雲間の天の川】
少し雲間の星景写真を撮っている内にまた空は一面曇り出した。取り敢えず機材を降ろそうと車内を見ると後部シートの足下に積んであったバッテリーが2個とも倒れて、液が漏れている!こりゃやばい!希硫酸だから、鉄板むき出しの床が腐り落ちてしまう。慌てて足下の荷物を降ろして、手洗い場の水で床を何度か洗い流す。ちょっとワインディングで楽しみすぎたか、、、、
【↑こぼれた希硫酸を水で洗い流し、床の水抜き穴の蓋を外して排出】
空は相変わらず雲が多く、希硫酸こぼれの処理でテンションも今一つで、機材を設置する気力が沸かない。外で座って空を眺めていると、一台車が入ってきた。3台ぐらい離れた所に止めて、すぐに電気を消したので、同業さんのようだ。聞くと横浜から来たそうだ。相変わらず晴れない空を見ながら彼が設置を始めるというので、私も機材を設置した。
しばらくは、一面の曇り空だが、ときおり晴れ間が覗き、何とか極軸を合わせて晴れるのを待つ。10時頃にもう一台星屋さんの車が入ってきた。彼はしばらく待っていたが、12時前までに晴れなかったので、諦めて帰っていた。
【↑ときおり覗く晴れ間と西に沈むアルタイルとベガ】
東の空には木星が上がってきているのが雲越しに判る。ときおり覗くすばるを望遠鏡に導入して、撮影の準備をして晴れるのを待つ。横浜の彼の鏡筒もすばる方向のようだ。
なかなか晴れない空に、車の中で横になりながら晴れ間を待つ。途中少し寝てしまった様で、気がついたら横浜の人は既に諦めて機材を畳んで帰る所だった。
時間は2時半を回っている。この後薄明まで1時間ちょっとしかないが、その間に天候が回復しても撮影するのに充分な時間も無いだろうと、私も諦めて機材を撤収する事にした。
【↑すばるに向けた鏡筒も既に天頂近くを向いてるが結局晴れなかった】
ちなみにここは標高1000m位でこの日は13度位の気温だった。
機材を撤収して、3時15分に駐車場を出発。帰りの伊豆スカイラインは冷川IC以降が夜間通行止めで、冷川ICで降りて伊東側に出て、国道135号沿いに走る。
途中135号線は、対向車線とこちらの車線が分離する所が何カ所か有るのだが、一ヶ所片側2車線の所で、分離する看板が出たなと思ったら、いきなり目の前にこちらの2車線を、更に2つに分離する分離帯が出てきた!
ええ~!!!!マジか~??!!よけらんねぇ~!!
よける間もなく、分離帯の上をまたぐ感じで、『ガン!ガン!ガン!』
と大きな音を立てて通過!
うわ~!やっちまったか~??!!!
レッカーで移動するには、まだ三鷹は遠いぞ~!!!
通過後、なにやら少し変な臭いがする。でもまだ動いている!
あわてて、見通しの良い広い所で、車を止めて下を覗く。
【↑分離帯の上を通過して下回りをヒット!】
幸いにも分離帯が低かったので、ミッションケースをヒットしただけで、ミッションケースの破損、オイル漏れは無さそう。良かった、何とか帰れそうで一安心。
いや、首都高みたいに分離帯が壁や高い物で無くて良かった、、、、
その後、西湘バイパス→小田厚道路→東名用賀のルートで三鷹の自宅には6時に帰着。しかし、往復300Km、6時間以上も移動に費やして出撃したのに、今回は見事に撃沈されてしまった。でも新しい撮影地をロケハンできたので、天気に対する選択肢が一つ増えたかな、、、
2012.9.21(9/23)
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