移すのを先送りにしてきたCASIO EXILIM Z500系の
白飛び/横縞の単品修理に挑戦。(2個一じゃない方法で修理)
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今回の修理機は、結局600万画素クラスまでは全て
部品交換等で修理しちゃったので、残っていたZ500で
実施
ちなみに、レンズはZ500、Z600、Z700、S500、S600全て
共通で、このフレキ切れによる、シャッター不動作、
露出オーバー、白飛び、横縞トラブルも共通している。
レンズユニットの分解は、これまでに、ざっと紹介してきたので、こちらを参照下さい。
今回はいきなりシャッターユニットのフレキの再生から説明。
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切れたフレキの補修に、今回は他のフレキの直線部分を
使う。似たようなフレキ基板は千石にも有った様な?
ノートPC辺りの内部フレキでも行けるんじゃないかな。
ちなみに、Z500シリーズのこのフレキは0.5mmピッチだから
当然用意した補修用フレキも0.5mmピッチ。
接続は線材で行うから、4本入った幅が、元の幅より
狭ければ使えるから、0.5mmピッチにこだわらなくても
良いけど、まあこれ位、間隔が有れば、だいぶ楽だよね。
切れたフレキの幅と長さに合わせて必要な4本のラインを
↓切り出す。
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↓両端の接続部分のフレキを千鳥に削って、銅箔を露出する。
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削ったフレキをシャッターユニットの切れたフレキに
瞬間接着剤で固定して、しっかりくっついたら、4本を
↓ポリウレタン線で接続する。
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↓シャッターユニット側はこんな感じでランドに接続
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切れてるフレキは直角に曲がる直前の所までを切り取り
そこに切り出したフレキの反対側を同じく瞬間接着剤で付ける。
しっかりくっついたら、レンズユニットを元通り組み立てる。
シャッターユニットをレンズユニットに組み込む時に、
フレキ全体をユニットに組み込み途中で、少し外へ引き出した
状態で追加のフレキにポリウレタン線を半田付けしておいて
から、正規位置に組み付ける。
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↑フレキの内側部分も、オリジナルと同じ様に折り曲げて付ける
フレキをレンズユニットに両面テープで正規の位置に貼り付け
↓追加したポリウレタン線と元のフレキの接続部分を半田付け
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↓ポリウレタン線をテープで保護してモータを取付る。
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これで後は化粧板と後玉、背面板を取り付けてレンズユニットを
完成させて、本体へ取り付けて完成
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動作試験すると、前回同様に、ちょっとAFがうまく動作しなかった
ので、↓レンズ先端の化粧板を外して、前玉の調整を行う
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これで無事にAFも動作する様になって、白飛び、露出オーバーの
Z500シリーズのフレキ切れ修理完了。
↓明るい蛍光灯も白飛びしないで写る!
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これなら、接着部分、半田付け部分は、ほとんど動かない部分と
なり、可動部分は新しいフレキに置き換わった形だから、
修理部品交換とほぼ同程度の強度は確保できるのではと思っている。
でもフレキの瞬間接着部分の耐久力はちょっと不安かな。