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【↑①ドナーに水没機を入手、かなり浸水痕がひどい!】
前回の記事を参考に、どんどんばらしていく。
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【↑②LCDをひっくり返した所、かなり錆びている!海に落としたか?】
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【↑③レンズユニットを外したところ】
レンズユニットを外すとこれ又、かなりの錆!こりゃ使い物に成らないかも!?
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【↑試に、外したレンズユニットを仮付してチェック】
前回ばらして、途中まで組み上げてあるS100に、水没機のレンズユニットを仮組して様子を見てみるが、残念ながら、相変わらずレンズエラー!まあ、この錆び錆びの状態じゃしょうがないかも、、、、
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【↑外した裏面サビサビのLCDを付けてみる】
外したLCDも試に仮組して試してみる。こちらは、画面右下に何やら模様が少しあるが、何とか使えるレベル。これだけ水没状態なのにLCDは無事だ!ちょっとラッキーかも。
同様に制御基板も試してみるが、さすがにこちらはうんともすんとも言わなかった。まあここまで錆びる状態じゃ当然だわな、、、、
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【↑④レンズをバラす】
レンズをバラスと写真では判りにくいが、これ又、あちらこちら盛大に変色!
う~ん、ますます怪しくなってきた、、、、
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【↑⑤問題の絞りユニットを取り出す】
レンズエラー機で断線していたフレキ部分は何とか無事だが、絞りユニット上のモータはかなり錆びている。
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モーターのギアをピンセットで動かしてみるがかなり固くて、ほんの少ししか動かない。テスターで見る限り、導通は有るから、モーター内配線は生きてるけど、モータ軸がかなり錆びついている感じだ。とてもこのモータは使えそうにない。
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⑥と言う事で、フレキとモーターを外して、はんだ付けを取って、フレキを付け替える。
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しかし、このモーター側の端子だが、プラスチックの軸にエナメル線が巻いて有る所にフレキを通してはんだ付けする構造に成っている。
外す時に便利なので、30Wのコテで4端子一度に溶かして外した。そのまま面倒なので30Wの半田ごてで、取り付けもやったら、案の定、半田が乗り過ぎて、ブリッジしてしまった。
しょうが無いので、吸い取り線で余分な半田を取っていたら、右から2番目のプラスチックの軸が溶けてしまった!
ありゃ~!こりゃまずい、これじゃ半田付けのしようがないか!横着せずに15Wの半田ごてを使うべきだったか、、、、、う~ん、今回はこれでジエンド、、、、か!?
でも、ルーペで良く見るとなんとなくエナメル線がフレキの配線の反対側のランドにくっついてるようにも見える。ためしに、配線側のランドと反対側のランドを適当な電線の心線を一本はんだ付けしてつないでみた所、なんとなくフレキの先端ではそれっぽい導通が有る様な感じになった。
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でも微妙にブリッジも残っている様な、、、これで大丈夫だろうか、、、、
取り敢えず、上手く付いている事を祈りながら、絞りユニットに元通り組付け。
⑦
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次は、絞りユニットとシャッターユニットを鏡筒に組み付けるのだが、ここからは前回やってない工程なので、前の記事が参考に成らない。
先ずは、絞りとシャッターのユニットのガイド筒を前回組み立てたレンズ鏡筒に組み込むのだが、前回マーキングしていないので、方向が良く判らない。
よーく鏡筒の中と、ガイド筒の外を見ていると、どうも鏡筒内側のでっぱりとガイド筒の溝を合わせる感じだ。
↓⑧
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⑨鏡筒の外筒とガイド筒は、↓この部分が合う様に入れる様だ
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↓⑩絞りユニットは、この位置の溝に出っ張りを入れる。
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↓⑪シャッターユニットは、こちらの溝に。
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↓⑫鏡筒を伸ばしておいて、この穴にフレキを入れる。
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↓こんな感じ。
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↓⑬裏蓋の位置を合わせて取り付け
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↓⑭押さえの下にフレキを通す。
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↓⑮絞りとシャッターのフレキをコネクタに取り付ける
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↑上側のコネクタは、黒い方がロック板、下のコネクタは白い方がロック板
取り敢えずレンズが組みあがった所で、、再び制御基板に仮組して動作チェック。
レンズが一旦伸びて、縮んでくる。
が、しかしレンズが完全に縮みきらないで途中で止まって、再びレンズエラー!
が~ん!なんか組間違えたのか、、、、
しょうが無いのでもう一度レンズユニットの後ろ蓋をあけて、鏡筒側を一番縮めた状態で良く眺めてみる。
↓
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確かに、一番縮めてこの位置だと、裏蓋に付いている後ろ玉ユニットのスペースが鏡筒内に取れないな~、、、、、と言う事は、絞り、シャッターユニットはもう少し中に入っていないといけないという事に成る。
↓よくよく見ると、鏡筒の最内筒の渕にくぼみが有る。
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どうやら、ここに絞りとシャッターのユニットの突起が来るようだ。
さて、どうやって、この位置までユニットを落とし込むか、、、、
更に上の写真を良く見ると、最内筒の一つ外側の筒にも縦に溝が入っているのが判る。
但し溝は、二本は無くて一本しかない。しばらく考え込む。
試に溝が有る方をシャッターユニットの位置に合わせて、ガイド筒を差し込む。
⑯
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⑰ガイド筒を中まで落とし込むと位置がずれるので、ガイド筒を少し鏡筒から浮かせた状態で絞りユニットを突っ込んでみると、絞りユニットの突起は、内側に少し逃げる様にできている為、溝が無くても、最内筒の凹みまで入って行った。
↓
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↑右側のシャッターユニット用の突起が入る所は、外側の鏡筒にも溝が上まで有るのが判る。
↓⑱溝がずれない様に押さえながらシャッターユニットを中まで入れる。
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↑ガイド筒と、鏡筒との位置関係はこんな感じ。正規にはまる位置より少しずれた位置で溝が合うようだ。
↓⑲ガイド筒を少し回して、外筐の丸印の溝と合わせて、中へガイド筒を沈める。
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↓これでやっと全部縮めた時に各ユニットが少し中に入った位置に来る様になった。
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↓⑳再び鏡筒を伸ばした状態にして、フレキを穴に通す。
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↓21.フレキを通したら鏡筒を目いっぱい縮める
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↑こんどはちゃんと後ろ玉が入るスペースが残っている。
↓22.この状態まで来たら、後ろ蓋をネジで取り付ける
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↑フレキの折り返し部分が裏蓋から出る様に位置を合わせる事。
↓再びバラック状態でレンズユニットを仮組して電源オン!
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おお!やっとレンズエラーが出なくなって正常起動した!
バンザーイ!!
と言う事で、後は、分解時の逆に全てのユニットを正規位置に組み付ける。
ちなみに、GPSユニットより先にストロボユニットを付けるとGPSユニットが付かないので、ちゃんとバラした逆順に組み付けないとダメみたい。
↓さて組み上げて、電源オン!
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やった~!やっと治ったぞ~!!
と言う事で最初の記事から1年半以上経過して、やっと修理完了にこぎつけた。
ちなみに手順の⑨~⑪の所は、⑯~⑲の手順での組み立てが正解の様だ。
kmrさんからのコメント情報では、今はebayで、フレキ、絞りユニットAssy、レンズユニットassyがそこそこ安く売られているようだ。
今度直す時は、絞りユニットでの交換辺りが楽かな、、、でもレンズユニットと総額で500円位しか変わらないから、レンズユニットごと交換の方がコスパは良さそうだよな、、、、でも95%NewとかNew otherって何?ちょっと不安も残るけど、、、、
↓と言う事で、さっそく、CHDKをインストール。
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さてさて、S100の実力はどんなもんかな、、、、
2015.11.15(11/16)
PowerShot S100 ジャンク修理1 本体分解編
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