平日なので遠征するのはちょっと大変なので、帰宅してすぐに、庭に13cmを持ち出して、久々に庭撮りをしてみる事にした。
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この時間帯にうちの庭の隙間から見えそうな天体と言う事で、南天のM15を撮影してみることにした。M15はだいぶ前に、やはり庭から撮影したきりで、当時の腕前レベルなりの写真しかなかったので撮りなおしてみたい所だった。
と言う事で、庭に望遠鏡を広げて極軸をあわせて、さあ撮ろう!と思った矢先に雲が出てきた。
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確かにGPVの予報でも遅くなると雲が出るような予報だったが、もう少し待ってくれても良いんじゃないの?
と空に文句を言っても始まらない。幸い雲は薄めの雲がまばらに流れる感じなので、雲の合間を見ながら撮影してみた。とは言うものの撮影中に雲が来たり、変に赤道儀がぶれたりで、42枚撮影して、使えたのは8枚ほどしかなかった。
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【↑M15 ペガスス座の球状星団】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm+LPS-P2 SP赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 PowerShotS90 ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:32秒 8コマ
Noise減算:ON 80倍 35mm版換算で2240mm相当
撮影場所:東京都三鷹市 撮影日:2012/10/9 19:41-20:47
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→YIMGで回転、
3862mm相当にトリミング(58%)→GIMP2でトーンカーブ・サイズ調整
ピントはかなりしっかり出た感じで、星像がシャープに小さく写った。ただし雲に襲われての撮影だったので、あまり画像をよく見てなかったので30秒露出でも中心部が少し飽和してしまっているのが惜しいところだ。短い露出も撮って置けばよかった。
時間が有れば、M2かM30あたりも撮影したかったのだが、雲の合間での撮影なので、M15が建物の影に入るまで撮影を続けたので、結局、これ一つしか撮れなかった。
でも、この日は、雲の無い所では、眼視で2.9等星まで見えていたので、薄雲さえなければ三鷹としては、冬場にも相当するぐらいの透明度だった。そのおかげで、周辺の暗い星々は、三鷹の光害地で撮ったにしてはまずまずの写りだと思う。これなら暗い山で撮ればかなり迫力が出そうな感じである。
2012.10.9(10/22)