ひとまずおいといて、話は1月26日の自宅の撮影に戻る。
1/26の自宅での散開星団の撮影は、とも座のM46/M47を撮影し終わって
少し下に行き、同じくとも座のM93を撮影した。
【↑M93 とも座の散開星団】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW15mm 48倍 LPS-P2使用 ISO1600 S:10秒 30コマ
撮影場所:東京都三鷹市(自宅)撮影日:2012/1/26 22:20~22:32
jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング、かぶり補正、ガンマ補正、リサイズ
M93は、6.2等、22分角と明るさサイズは平均的な散開星団といえるが、
コリメート撮影で捕らえたM93は、右下の少し赤味を帯びた2つの星を
アクセントにいくつかの星が並んだ複数の列が無作為に絡み合うような
形に見える。
また、二重星に見える星も多く、更には星団の背景に、いくつかの
微光星も写って、全体として、なかなか美しい姿を見せている
散開星団である。
M93の撮影が終わって、だんだん天空が回って行き、今度は更に東に
ある、いっかくじゅう座のM48が、我が家の狭い空の撮影可能な領域に
飛び込んでくる。
望遠鏡を少し東に戻して、M48を導入して撮影を行った。
【↑M48 いっかくじゅう座の散開星団】
S:10秒 30コマ 撮影時間:22:38~22:50
その他データは上に同じ
M48は、5.8等、54分角の広がりを持つ比較的大きめの散開星団になる。
パワーショットで捕らえたM48は、かなり広範囲に散開している感じで
写真で見る限り、どこからどこまでが散開星団なのか判別が難しい。
数字の大きさから言うと、ほぼ写真の8~9割の部分まで展開している
計算になる。とすると、明るめの星が、ほぼ画像一杯に広がっているが
そのほとんどが散開星団に属するのだろうか?この辺はどうも良く
判らない所では有る。
ちなみに、この日の夜の気温は、三鷹でも-3.5℃程の気温に下がった。
網走や富士山の気温に比べればどうと言うことの無い温度だが、
1枚の撮影時間が短いから、あまり退避する時間も取れず、ずっと外で
撮影を続けていると、特にひざの上辺りが冷たくて結構辛かったりする。
2012.1.26(2/11)
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くっしー
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