くっしーの徒然日記

クロアチア CW コンテスト

9月に無線を再開して以来、DXコンテストは楽しくていくつか参戦している。
12月16日から17日にかけてクロアチアCWコンテストに参加してみた。


ちなみに、クロアチアってどこ?
たぶん地理の得意でない日本人は大抵そう思うのでは?



私も思わず、調べたら、上の位置にあるようです。DXでもやってないと、あんまり知名度は高くないよね。

今回のコンテスト、一応全世界が対象だけど、参加局聞こえるかなぁ、、、?

変わり映えのしないいつもの写真で申し訳ないが、今回もIC-706にPCをつなげて、CWスキマーで読み取り、CTESTWINで送信のパターンだ。



何回かCWコンテストをやってきて、自動送出に登録している文字列もだいぶ実情に合わせて変更した。

よくコールを間違って取られるので、そんな時コール再送出だけだと不安なので「NG DE JA5***」とか、ナンバーやコールを正しく打ち返してきているのに、取るのに苦労したようで向こうは自信がない時に最後に「?」を付けて返される時があるので、「OK」とか。



まあ、そんな細かい変更を加えつつ、相変わらず全くキーに触らずにCWコンテスト参戦です。
(ちなみに受信・送信練習は毎日少しづつはやっている物のなかなか上手くならない。)

今回は、日本時間の23時スタート。22時頃から7MHzを聞いていると既にCQ testの符号が飛び交っている。

あれあれ??時間、間違えた?
いつもの国内外のコンテストを紹介しているページを見るが、国内外合わせて、同時刻にあるのは、OKのRTTYのコンテストのみ。おかしい!!

DXクラスタで見ると、Padang testってのが出ていたので、調べてみるとインドネシアのパダンでDXコンテストを21時からやっているらしい。コンテストナンバーもクロアチアと同じ001からのシリアル方式だけどお互い間違ったりしないのかな??



*****上記は間違いでした。追記参照********

まあ、多少混乱しながらも23時のスタートを迎えたので、そこそこ強めの局から呼びに行くのだが、今日はさっぱり取ってもらえない!いったいどうしたんだろう??

1時間ほど頑張ってみたがさっぱり取れない。7MHzの夜のCQWWのSSBではほとんど取って貰えない事もあったので、そのせいかと、あきらめてその日は24時に寝床についた。

翌朝4時半に起きて呼び始めるが、またしても誰も取ってくれない。かろうじて強い局1局だけ応答があった。コンテストナンバーも何度も「NR?」と聞き返されてやっと取ってもらえたような感じである。
それ以降も、1時間粘るも誰も応答してくれない。まる無視状態!!まいったな~これだけ聞こえているのに、、、、

あきらめて、昨夜の6mAMロールコールで早朝5時半ごろから出ていると聞いていたので、少し遅れたが、5:45頃に6mの様子を見に行く。

この時テスト送信でSWR&パワー計を見ると、まるっきりパワーが出てない事に気が付く!

2~3W位!!あれ、パワー出てないじゃん!壊れた??

ふっと頭をよぎったのが、昨日定型文字送出の変更確認をした時に、パワーを下げてTEST送信した事を思い出した。



これか!と思いパワー設定を見るとミニマム!!こりゃ駄目だ!

慌ててフルパワーに設定しなおして7MHzに戻る。

CQを出している局を呼ぶと、無事にコールバックが有った。よかった。

と言う事で、開始直後のラッシュの1時間と、早起きした貴重な夜明け前の1時間を無駄にしてしまった。

しかし呼んでも呼んでも、まる無視状態で取ってくれず、QRP運用は、こういう目にいつも会うのかと認識。とてもくっしーには我慢のQRP運用は無理っぽい。

スタートでかなり大きくつまづいたが、何とか6~7時台はヨーロッパを中心に、ウクライナ、スロバキア、クロアチア、キプロス、セルビアあたりと交信できた。



8時を過ぎると7MHzは、日本国内局が強く入感してきて、コンテスト局はほとんど聞こえなくなった。

朝方なので、コンディションが良ければ14MHzあたりで北米局が入感してくる時間だが、ほとんど聞こえない。

10時近くになるとDXクラスタに北米局が3局ほどSSBの周波数でレポートが上がっていたので聞きに行くと、そこそこ入感するので、ちょっとコンテストを離れて、北米局をコール。なんとか3局中2局は取って貰えた。

北米がSSBで交信できるほどオープンしているのに、CWでのコンテスト局は全く聞こえない。やっぱりクロアチアコンテストに参加しているアメリカ大陸の局はあまりいないんだろうな~、、、

結局南北アメリカのコンテスト局は1局も見つけられず。

10時を回るころには、ロシアや東南アジアがポツポツ入感してQSOする。

14時を回ると、ロシア局がだんだん多く聞こえだし、その後、順にヨーロッパの東の方から聞こえてきて、カザフスタン、キプロス、クロアチア、セルビア、スロバキア、ウクライナ、スロベニア、フィンランド、リトアニア、ルーマニアなどと交信。



ヨーロッパの局の合間に、オーストラリア、ニュージーランド、タイなどのオセアニアの局もそれぞれ1局づつ交信した。

19時近くになると、14MHzもほとんど聞こえなくなってしまった。

再び7MHzに戻って、コンテスト局が聞こえだしてきたのは20時過ぎ。

このコンテストは24時間なので、この日の23時にタイムリミット。残り2時間ちょっと。

昨日の出遅れを取り戻すべく、ラストスパートをかける(と言っても呼びまわりのペースだが、、、)



でもまだ時間が早いのか、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、リトアニア辺りしか聞こえない。

14MHzで交信できたいくつかのクロアチアの局が、昨夜遅くや早朝には聞こえていたのが、残念ながらこの時間では聞こえてこない。

そんな感じで、7MHzを2~3往復してQSOしていくと、聞こえる局はやった局ばかりになる。いくつかギリギリの弱い局も取って貰ったりもしたが、それ以上はまだ聞こえない。22時11分の交信以降、新しい局は聞こえてこない。

この辺りで撤収かと思っていた所に、日本国内のこのコンテスト参加局がCQを出していたので、交信して、JAのマルチとQSOポイントをゲット。このコンテストは、国内局同士でもQSOポイントもあるので、呼びやすい。

CQWWとかではJA局だとマルチにはなるがQSOポイントはつかないからどうも呼ぶのに気が引ける。ほかの人もあまりJA局同士でマルチ稼ぎをしている人を見かけない。せっかくだからやっておくべきだと思うが、、、、



と言う事で、2時間出遅れてしまったが、なんとか60局ほど交信できた。
NewEntityはなかったけど、それなりに楽しめたコンテストになった。

2017.12.16-17 (12/19Up)

**追記:パダンのDXコンテストと思っていたのですが、ローカル局と当日のコンテストの話をした時に、パダンはSSBのみなので違う旨を教わりました。
あれは、何のコンテストだったのだろう、、、、
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