こだっちとくうすけの冒険

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 こだっちとくうすけ より

2月の消防長のお話。

2010年02月01日 21時01分19秒 | ちょっといい話
岩手県宮古市というところに、

世界に注目を浴びる工場のお話です。

そこでは、カメラやパソコンなどの微小基板を作っている工場です。

では、宮古市をちょっと調べてみると、

地理的に見ると、

最寄の新幹線の駅からは、車で約2時間かかり、

最寄の高速道路のインターチェンジまでも、

2時間かかるそうです。

東京に行くのにも、どんなにうまくいっても、

5時間ぐらいかかるそうです

いわゆるへんぴな場所。

では、優秀な技術者ばかりが、そろっているのか?

いや、そうではない。

町の若い優秀な人材は、みんな都心に取られて、

優秀な人材は、残っていない。

では、どうして、田舎の町の工場から、

世界が注目する商品が、誕生するのか?

それは、人材育成、人づくりの取り組み方にこだわりがあるのです。

社長は、限られた人材で行うしかない。

そこで、寺子屋制度をはじめた。

学校で、勉強したことがあると思いますが、

昔の学び舎です。

じゃあ、そこでは、仕事のノウハウを叩き込んだのか?

いや違う。

地域の風土・地域の歴史、

社会人としてのルール、マナーなどの

基礎的なことをびっしり教える。

そして、問いかけを絶えずおこなった。

仕事のやりがいとは・・・。

生きる喜びとは・・・。


その事を日々考えさせた。

そして、導き出された答えは・・・。

自分の成長を感じたとき。

頑張って物事を終了させたときの

達成感や充実感。


こういった何かをやり遂げたときの喜びを教えた。

このことが、

この工場を変えた。

そして、今や世界が注目する場所に。

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