魔者ボード誕生の瞬間！！

この原型から、どう魔者が生まれたかを

完全密着ドキュメントでお送りします





そして、このボードに魂を注入するのは、

かつて日本の四天王と呼ばれたプロサファー

我らが神、福　田　義　昭



ライディングのイメージを持ちながら、

海での最高のパフォーマンスを求め

プロの目に、迷いはない



次にレールに手を伸ばす

最高のターンを求め、

水を切り裂く、レールをイメージし

削り続ける先に見つめるものは、

魔者



思わず、最高の魔者テールに笑みをこぼす



しかし、見つめる先には、笑顔を見せず



ただ、ひたすら板と向き合い、削るのみ



デッキのシェープは、すこぶる順調



続いて、ボトムを削りだす

ここで、こだっちとよっしーは、

チャンネルをいれようと思いを膨らせておりましたが、

チャンネルを入れると、次の工程で、

樹脂を巻くときに、かなり厄介なので、

思わず板の仕上げをしていただくタモツさんから、

チャンネルはやめて

シングルのダブルコンケーブでいいじゃん

たしかに、クワットぷらすワンのフィンにするため、

強度面からしても、チャンネルはやばいなぁ

ということになり、断念

個人的には、チャンネルをバンバンに入れたかったけど、

いたしかたないっす

ちなみにチャンネルは、

ボトムに線状の溝を掘り、

水の通り道を作ってあげるようなものです



どう？こだっち

この板は、やばいでしょう

間違いなくマジックボード

見てるだけで、興奮しますわ



うぉーーー、くやしい

自分が乗りたい

ダメダメ

魔者だでよぉ

よしあきさんは、

十分魔者のようなサーフィンをするので、

魔者ボードは、だめぇーーー



しびれるねぇ



しかし、妥協は許さず徹底的に



より最高のものを求めて



うぅーーー、やばい

やばすぎる



できたーーーーーー



イッツ、パーフェクト



美しい

この角度から見ると、桃のようなふくらみ

やばい、やばすぎるよ



突然、よしあきさんから鉛筆を渡され、

自分の板になにか入れるか？

といわれ、

シェーパーしか入れることのできないボードに、

出産に立ち会った記念にと、

しかし、今までの工程を何時間もみ続けていただけに、

手が震えます

神が作り出した、この魔者に、こだっちが入れていいのかと、

思いながらも、

ボトムには、魔者を

デッキには、サインを

ちゃっかり、刻み込みました



この瞬間

世界にたった一つしかない、

こだっちだけのボードが産声をあげます

オラ、ワクワクすっぞ



もー、興奮しすぎて、なんも言えねぇっす



今回のボードは、かなりヤバイと思います

たぶん反則です

要所要所に、魔者と呼ばれるにふさわしい演出を、

ほどこしてあります

出産に立ち会ったものだけがわかるこの思い

こいつと共に、今年は、ひと暴れしたいと思います