心の赴くままに…

夫婦二人でのんびり、気楽に~

みーちゃんの最初の場所

2017-04-08 23:55:17 | 日記

思い出は尽きない。
何を思い出しても、笑いとともに涙が出る。
夫が仕事帰り川内川の河原で拾ってきて、近所のお宅の竹やぶに置いてきたこと。
次の日出かける途中、置いたところを覗いて見ると前日置いたところそのままで「にゃ~ん、にゃあ~~ん」と鳴いていたこと…
可愛そうになって「何か食べるものを○○に持って行ったらと言っといて」と電話してきた。
「お父さんが子猫を置いて来たから何か食べるものをって言ってるよ~」と言うと食べるものは持たず一目散で自転車に乗って出て行った。
すぐそこなのに…歩いて3分ぐらい?
で、にこにこと笑って連れて来た。
可愛くって可愛くって…「こんなかわいい猫、初めて~」とそれから家族の一員になった。
その日はお彼岸で実家に夕方から行った。勿論みーちゃんもキャリーケースに入れて…
そのこととは知らない夫は仕事帰りに実家へきてびっくり!
「え!牛乳でも持って行ったらとは言ったけどまさか連れてくるとは…」
しかも実家にまで~
だって初めて行った家で一人はかわいそうだもの。しかも一晩恐怖に晒されていたんだし…
何時捨てられたのかは分からないけどね。
ちょっとした敷居の段差も乗り越えられない、まだやっと歩けるようになったばかりの子猫ちゃん。
あどけない顔をして二人とも夢中になった。
夫は車に乗せて帰る時、顔が汚れていて汚い猫、と思い足に擦りついてきたら「寄るな‼」と足で払っていた。
どこか人が居る様な、車にひかれないような、危険でない所で降ろそうと思っていたそうだけどなかなか見つからず
とうとう自宅近くまで来てしまった、と言っていた。
キャリーケースに自分から入って行ってそこに寝た。
そこが一番安心な安全な場所だと思ったのだろうか?昼もそこで過ごすことが多く、3日ほどそこで寝て、だんだんケースから出るようになった。
息子も「みーちゃん、みーちゃん」と可愛がった。
離れて暮らすようになると電話で「みーちゃんは?鳴き声聞かせて…写真送って…動画送って…」

午後から、「みーちゃんがいた所行ってみようか」と夫。
20年半余りみーちゃんの最初の場所には行ったことがなかった。
始めて行って、「こんなところじゃ、捨てられていてもみつからないよね」河原だって聞いていたけど堤防の土手…
たまたま鳴き声がしたので分ったって…
皆に可愛い可愛いって育てられて
みーちゃん、幸せな20年7か月を過ごせたかな?

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