陶の詩

趣味の世界を極めたい!

マイクロワールド

2015-04-07 14:35:37 | 映画・劇・本
先日「マイクロワールド」という本を読み終わりました。

この本は映画にもなった「ジュラシックパーク」の著者マイクル・クライトンの作品です。

もっと詳しく言うと2008年にクライトンが亡くなった後、四分の一の書きかけの原稿とメモ、アウトライン、資料が見つかり、
それを元にしてマイクル・クライトンの熱烈なファンでもある作家リチャード・ブレストンが完成させたものです。
リチャード・ブレストンの代表作には「ホット・ゾーン」があります。
今度読んでみなくちゃ・・・・。

この「マイクロワールド」ですが、とても面白かったですけど、読み進むのが怖くなってしまったこともあります。
そういえば、スティーブン・キングの「シャイニング」も怖くて2,3日読めなかったわ~。

物語はざっと要約すると

ピーター・ジャンセンと仲間の大学院生6人はケンブリッジ大学で研究していた。
そんな彼らがハワイにあるベンチャー企業Nanigenマイクロテクノロジーにリクルートされる。

そこである犯罪の存在を知った彼らは身体を百分の一サイズに縮められハワイの密林に放り込まれてしまう。
48時間以内に元の大きさに戻らないと命が危ないらしい・・・。
自分たちを捕食しようとする虫達や殺そうとする殺人者達の追撃をかわして逃げる若者たち・・・。

彼らの運命があまりにも過酷で途中読むのが辛かった~。
いやもうハラハラ・ドキドキの連続でした~。




でも、面白かったですよ。

マイクル・クライトンの完成寸前の「パイレーツ―略奪海域―」がやはり亡くなった後見つかったそうですが
これも是非読みたいと思います。