先月あたりからポツポツと復活し始めたロードバイク・サイクリングですが、以前のように坂道TT自己ベスト狙うぜ!みたいなモチベにはならず、のんびり走行に始終。
巡航速度は時速20㎞前後、場合によっては時速16㎞に落ちることも。そうなると、そうなるとスポーツ走行に振っている各パーツも宝(?)の持ち腐れとなるわけで。
そこでタイヤが限界で交換時期になってるついでに、パーツも街乗りクロスバイクで使うようなのんびり系に交換しようかと思った次第です。
暫定的につけている後輪タイヤのGP4000。ひび割れが激しくサイドもカット気味のところも……前輪はさらにひどい状態なので、これはさすがに要交換でしょう。
交換したのは、タイヤ(&チューブ)、ペダル、サドル、そして結果的にホイールもマヴィック・キシリウムプロ・USTから昔のものに戻すことになりました。
ペダルはそもそもビンディングではなくフラットなものでしたが、それでもロードに似合うように幅が狭めなものだったのを、もう街乗りマウンテン用といってもいいゴツイものに。
三ヶ島のALLWAYS。もともとダホン用にワンタッチ取り外しバージョンを買ったのですが、あまりの踏み心地の良さにクロスバイク用にとノーマルバージョンも買っており、今回はそれと交換。若干幅が狭めなので意外にロードにも似合うかと。
サドルは金属レールでも軽い部類の(170g弱)のものだったのを、300gオーバーのふかふかサドルへ。
割り引いて14000円くらいだったセライタリアのサドルから2000円以下のサドルに。重量は倍近い310g。
そしてタイヤ。上記の暫定タイヤは28cだったので、同じく28cをチョイス。本当ならマヴィック純正のイクシオンプロUSTにしたかったのですが、28c物は入手性がかなり低い。
値段も一本9000円オーバー。2本とシーラントで2万円を超えます。自転車体力を鍛えなおし中の身としてはこのような「高価なタイヤ」を使うのはもったいないので、従来のチューブタイヤを買うことに。
丁度、以前クロスで38cモノを使ったことがあって印象もよかったパナレーサーのグラベルキング700x28c(無印)が一本3500円以下で売っていたのでこれをチョイス。チューブ込みでも8000円に届かない手頃さに惚れます。
パナレーサーのグラベルキング。ごくわずかなパターンがありオフロード走行も出来そう。
ただ結果的にこの選択は期待していたものと違うことになったわけです。まず28cといっても細い。クリアランスを見る限り25cと大差ないくらい。26cとかではないでしょうか。いや、今まで使っていたイクシオンプロUST25cや上記のGP3000の28cが太かった可能性もありますが……
それと、もしかすると、と思ってはいたのですが、ホイール、キシリウムプロUSTにはまらない。コツとか見ながら1時間格闘してタイヤレバーが折れるんではないかくらいにゴリゴリやっても全く歯が立ちませんでした。
このまま仮にはまったとしても出先でパンク修理は不可能と判断、この組み合わせは諦めることに。USTってGP5000TLのような他社のチューブレス(レディ)タイヤをはめ難いという話は目にしてましたが、まさかチューブタイヤでもそういうことがあるとは。リムの精度を出し過ぎてるってことなんでしょうかね。
かといって、他のタイヤを買いなおす予算を確保する気はなく、ここは交換前にうっすらと考えていた、ホイールを以前使っていまは在庫としてあるシマノ・RS21に戻すことに。
これは、今回ののんびりロード計画時にキシリウムプロUSTはもったいないので休眠させて、代わりにRS21を使おうかな?と考えていたことでもあり、不本意な過程を踏んだもののそのパターンを使うことにしたわけです。
もちろん問題なくタイヤは装着できました。グラベルキング自体はめるのが若干きついとの評もあり、手だけで、とはいきませんでしたが、タイヤレバー1本で難なく。これなら出先タイヤ外しパンク修理も問題ないでしょう。
なんだかんだで、まとまって車重は1㎏弱増の9.2㎏程度。購入当時9万円ちょいのチャリとしてはバランスは良さげ。コンポが9100デュラってのは異様ですが……
交換に時間がかかって近所しか走れませんでしたが、乗り心地は上々です。今週末は暑さが若干緩みそうなのでそこそこの距離をサイクリングしたいところ。さて。
なつかしのRS21(ホワイト版)。重量1900gくらい。そこそこ距離をのってきましたが、振れもなく、スポークも折れたことがない頑丈なホイール。今回は壊れるまで使い倒す予定。や、ほんとにすぐ壊れたら困るんですけど。
GORIXとはECで時々見かける「ごっつプライス 」というショップの独自ブランドらしい。カジュアルスポーツとしてかなり良いデザインなので何気にクロス用にも色違いで持ってたりします。今回20㎞ほど走ってみて、おケツは若干痛くなりましたが……上記のセライタリアは前回の60㎞サイクリングでも痛くならなかったので、やはりサドル慣れするまである程度距離を積まないといけないかも。
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