ガーミンのGPSサイコン、Edge25Jを購入。その２。スピードセンサーは必要か。

購入したEdge25Jですが、ケイデンスセンサーは所持していたユピテルのものが使えることを確認したとして、スピードセンサーはどうするか、と。

GPSで距離・速度は出るもののその精度はセンサー式のサイコンとくらべてどれくらい当てになるのか。大丈夫だったらわざわざ5000円以上出してスピードセンサー追加する必要はないですから。

まあ、でも実際に使ってるユピテルのハンディGPSやエプソンのランニングウォッチを見る限り微妙な気はするんですがね。

ということで実際に走ってみて確かめてみる。 場所は内牧公園。ルートラボ測定で1周4.9km、機器はEdge25Jと、キャットアイ・ストラーダスリム、エプソンのSF510でそれぞれどれくらいの距離になるか。ガーミンはロシア版GPSとやらのGLONASSのON・OFFも試す、と。

1周目：時速10km～20kmでの走行、GLONASS OFF
ガーミン：4.84km
キャットアイ：4.88km
エプソン：4.86km

2周目：時速10km～20kmでの走行、GLONASS ON
ガーミン：4.86km
キャットアイ：4.89km
エプソン：4.87km

3周目：時速25km～30kmでの走行、GLONASS OFF
ガーミン：4.88km
キャットアイ：4.88km
エプソン：4.88km

結果的には、GPSでの距離、速度の測定は微妙なところ。センサー式が絶対正確ということではないですけど安定はしてます。それに比べGPSの方は速度が低かったり、並木が立っているところだと明らかに速度がブレる感じ。

GPS補足は1秒間隔になってるだったはずなので、速度が速いと精度が上がるってわけでもないはずですけど、並木ポイントをさっさと通り過ぎるからですかね？

どちらにせよ、川CRなんかのひらけた場所を時速25km以上で巡航ってな感じでは全く問題ない精度なものの、都市部なんかでは相当怪しげになりそうです。あとは坂道TTでずっと林道、みたいなところでも。実際区間タイム測定用にエプソンのGPSは使ってますけど、ヤビツなんかでも結構走行距離がブレますから。

空が殆ど見えない＆低速の和田峠なんか推して知るべしです。それにご近所サイクリング中も、10kmで100m強の差がセンサーサイコンとついていきました。これは後日別のサイコンと比べたときも同様。

まあ、でも気にしすぎですかねえ。サイコンより速度が低く出てるわけですからタイム的には逆に想定より良い結果になるわけですけど、蓑毛を時速9kmと、時速10kmでは気分がそうとう違うからなあ。

ちなみにEdge25Jでもあのマグネット要らずのガーミンセンサーは当然ながら使用できるのですけど、Edge25Jには周長入力メニューがありません。曰く、GPSから補正して使うとか。GPSが安定しないときにサイコンセンサーが補助するってことですかね。あとは室内錬用とかか。

そのガーミンセンサー5000円以上するんですよね。それだと普通に無線サイコンが買えてしまう。25Jはケイデンスやルート表示に特化して、速度・距離はサイコンに任すのも手ですけど、アクションカメラ、モバイルバッテリー、ライト、スピーカーなどハンドルは他にも付けたいものがたくさん。

それに加え、普及型のサイコンはレガシー無線なのでモバイルバッテリーの発する電界だか磁界だかと干渉したりするんですよねえ。2.4Ghzモノなら大丈夫だと思うのですけど、そういうサイコンは1万円レベルのものになるし、ケイデンス付きになるのでEdge25J買ってシンプル化と逆走です。

もういっそのこと有線サイコンとのコンボでもいいかと思うのですけど、このまま設置場所をモバイルバッテリーと干渉しないよう工夫して使うか、Edge25J単独でスピードセンサー追加するか。うーーん。


測定テストはご近所定番周回コースの内牧公園（の脇の田んぼ周回。ちなみにふれあいロードの一部でもある）。


1周5kmとなっていますが、単純な周回だとそうはならず、途中折れ曲がりなどで工夫をしないといけない。オフィシャルルートがあるはずなんですけど、埋め込まれた表示が古くなっていてどう走って良いのかいまいちわからず。


こんな感じのGPSが遮られそうな区間もあり。実際ここを走行したときはサイコンが時速30kmでもGPSは29kmとかだったりしました。