風張林道をフロントトリプルのクロスバイクで。

東京の高尾方面をマップなんかでみると端っこの方で目につくのが奥多摩。でも行ったことがない。時々見かける話題として風張林道なる激坂系の坂道があるとか。なので、今回はそれをネタに初奥多摩ということで。

最寄り駅はJRナントカ線の武蔵五日市駅。当然ながら本数が少ないでのすが珍しく時刻表を参照していたので ” それほど ” 待たずに乗り換えアクセス。地元岩槻から2時間輪行で降りたら山奥……。

風張林道は行くまでも結構きついとのことですが、まあ、上記駅から行けば和田とか白石とかと似たようなもの。ラス1kmで勾配がきつくなってきたので、その手前のT字路スタートのTT区間を設定してもいいかもしれません。

で、風張林道。初回ということでTTモードではない登るだけモードで。ちょっとでも乳酸感じたらすぐギアを落とすレベル。時速5kmモードでノロノロ。モノを言うのがクロスバイクのフロントトリプルという必殺兵器。ギア比0.7は無敵です。

予習ワードとして、きのこの手前が激坂、巻き貝ヘアピン、絶景ポイントなどがありましが、うん、まあその通り。ステータスとしては距離4km、平均勾配12%前後、最大勾配20%程度っぽいですけで正確なところはナントモ。

いわく、和田峠の倍はきつい、でしたが、タイムは43分ちょい。今回使ったクロスで和田は25分弱というところなので、そこまでではないというところ。2回目やるとしたら40分は切れるでしょう（ホラ吹きモード）。

登り終わった感じとしては、和田峠の強化版というより、白石峠の高密度版という感じでした。和田の方は短い中でも変化のある勾配で個人により戦略性があるのに対して、白石は戦略もへったくれもない。登れ、そして勝負平からラストスパート。

風張林道も、いくつか休憩ポイントはあるものの安定した勾配が永遠と続くのが白石との類似点。最後は白石と違ってさほどゆるくならないですけど。勾配がきつい代わりに距離が短いので、TTモードで登った場合は個人スペック的には白石のほうが嫌さ加減が上かも？

例によってガーミンセグメントで調べてみると、トップレベルは25分前後、30分切れば上位陣、40分前後が中間、というところみたいです。個人的には全力TTやって40分切れるかどうかというところ。

また、ロードだと現時点では多分クロスより遅い。最低体重10kg減らさないと。ちなみに今回は体重98kgオーバー、車重12.8kg+輪行袋、PSPなどの総重量117.0kgでした。うーむ。

帰りは、和田方面もいけますが、テーマのとおり、奥多摩方面へ。あとは下りだけで楽ちんと思いましたが、なんか辛い。向かい風だからなのか下りでもスピードが落ちる始末。というか、このクロスバイク、各部の抵抗ありすぎ？

やたら多いトンネルも精神を擦り減らします。最低、拝島END、場合によっては立川、もしくは、青梅から飯能、高麗川まで自走とか妄想してましたが、もう青梅についた時点でヘロヘロ、そこから始発ボーナスゲットの輪行ENDでした。


JR武蔵五日市駅。妙に綺麗。ちなみにムサシイツカシではなくムサシイツカイチらしい。


東京駅から一時間半くらいでこの山々モード。高尾の方も似たようなものですけど、あちらはまだ都市臭がある気がします。


風張林道へ向けて最後の分かれ道。ここをスタート地点にしたほうがトータルでは凶悪なTT区間になると思いますが、誰も望んでないのか現在のところガーセグでも登録されてませんね。


風張林道TTスタート地点。なんか非日常感がすごい。序盤は楽とか指摘してるところもありますが普通にきつい。


何箇所かあるほぼ平地ポイント。決して勾配10%なんてことはありません。TTモードのときはここでも飛ばすのですけど、今回は休憩タイムに使用。


有名な巻き貝。瞬間的な勾配は他のいろんな坂道と同様ここが最高？でもきのこセンター前も含め前輪が浮くほどでもなかったので、噂ほどではないのかもしれない。


本日の絶景ポイント。


そしてゴール。実際は10mほど手前が最高地点なのでそこENDでタイム計測しました。奥は締切なので左が出口。


奥多摩湖。湖はずっと道路沿いにあったものの、宮ケ瀬あたりと違って木々が邪魔してなかなか撮影ポイントに出会えませんでした。ちなみに風張林道ゴールからこの橋を超えるまで自販機は全く無し。ゴール地点ですでにボトル空だったのでなにげに辛かった……。


JR青梅駅。始発駅なので、最寄りコンビニで食料ゲット、早めに到着する空冷利いた車内にてのんびり休憩で終了です。