米作り奮闘記 高齢舎(田中ファーム)

還暦を迎え、ラストチャレンジは米作りです。孤軍奮闘、手探りの米作りは、どうなるでしょうか。

天日干しの準備

2013年09月21日 | 稲作
台風20号が、発生しました。影響を受けそうな時期は25日前後、出来るなら遠くを通り過ぎてもらいたいものです。

米作りは、刈り取りが間近になってきました。

掛け干しに使う、太い竹を切り出しに行きました。

快く竹を譲ってくれたのは、地域で用水の管理をしている方です。

場所は住吉の田んぼに近く、長い竹の運搬も心配なく出来ます。

お住まいの家の裏山なので、気を利かせてお昼時を避けて出かけたのですが留守でした。

庭先を通り抜け急斜面に足を捕られながら登って行くと、鬱蒼と茂った杉林と竹林が混在しています。

直ぐ下に家が見えているのに、独りでは心細くなります。

持参した携帯ラジオのボリュームを最大にして、気を紛らわすことにします。

切り出す孟宗竹は20m近くに育っていて、独りで出来るのか不安になってきました。

先日、替え刃を新調したばかりの折り畳み式のノコギリを使います。

恐る恐る目星をつけた孟宗竹を切ってみると、以外にもスパッと切ることができました。

倒れる方向も気遣ったのですが、真竹はドーンと立っていました。

さすがに、15㎝近い太さなのでかなりの重量です。

よろよろとよろけながら重い孟宗竹を斜面まで下ろし、先端部の笹をナタの背中で落としました。

一本丸ごと使いたかったけど、運び出す不便さを考えて7mぐらいに揃えて切りました。

汗をビッショリかきながら目標の15本を目指しましたが、10本切り出した所で体力と気力の限界です。

田んぼから近いので、足りなくなったら切り出す事にしました。

田んぼまで孟宗竹を運び終わったら夕暮れ時、孫と船津温泉で疲れを癒やしました。