Revive

 

淡い月に見とれてしまうから

2024-03-27 08:53:09 | 日記

明け方、会社へ向かっていると
少し明るくなった空に、
白く透き通った月が浮かんでいた。

 

朝になっても空に残るこの月は
前の夜、姿を見せてくれるのが遅くて
なかなか姿を見せないことから
居待月と言われてるらしい。

 

 

菜の花や月は東に日は西に
蕪村

彼が見た月は、
何という名前の月だったのだろうか?

 
そんな月も
先日からの菜種梅雨で
見ることができない。
 
 
 
そういえば、
あの日の前日は雨が降っていた。

今の私が思い浮かべているあの日は
都合よく篩にかけられた思い出で
もしかしたら、
全て虚像なのかも知れない。

 

でも、あの日があったから
確かに今がある。

 

その事実は変えられないのに
少しづつ、少しづつ、
思い出が遠くなって
形を変えていく。

 

 



 

 

 

 


下弦の月が浮かぶ

2023-12-29 16:19:35 | 日記

 

「不機嫌」という文字が顔に浮き上がり
眉間にはシワがあるT氏の口から人への怒り、不平不満の言葉が次から次へと出ている。

私ではなく直接本人に言えば?という言葉を飲み込み
 
色々と大変ですね。
でも、今日はいつも冷静で大人の対応をされるTさんらしくないですね
どうしたんですか?
 
と言うと、
憤怒という世界から抜け出たのか
少し冷静になり少しだけ穏やかな表情になった気がした。
 
 
人それぞれ。
顔が違うように、性格も違う。
怒りの沸点も人それぞれだけど
何でそんな事で怒るかなぁ~と、
思うことがある。
 
という私もプンプンすることがあって傍から見れば、何でそんな事で怒るかなぁ~なのかも知れない。
 
 
私とは違って怒りを表面に出さない人、
怒りをうまくコントロール出来る人は
いつも穏やかな表情で羨ましく思う。
 
 

しかし、

見た目がよい人の内面がいいとは限らない
見た目の悪い人の内面が悪いとは限らない

 

オスカーの名言に
「外見で人を判断しないのは愚か者である」
という言葉がある。

 私はどちらかといえば
サン・デクジュベリの
「心で見なくちゃ物事はよく見えないってことさ。肝心な事は、目に見えないんだよ」
という言葉の方が好きだ。

ただ目に映る物事や人や言葉が、必ずしも真実とは言えない。

 

 

とかなんとか言いながらやっぱり、
人は見た目が9割。

その9割が悪い私、
顔はどうしようもないからなぁ
と思ってしまうのだ(笑)

 

 

一昨日、夜空を見上げたら月の周りに虹色がかかる光冠が幻想的でした。
月暈を見ると幸運が訪れると誰かが言っていた。

 



あなたにも幸せな

年始年末でありますように。

 

 


生きてきたようで生かされている

2023-10-09 00:06:00 | 日記

無機質な都会の風景





行きかう人や車の波、香り、声、音




よりも

自然たちにパワーを頂ける場所








緑が多く川には魚が泳いでいる





空はやけに広く




自然に囲まれた静かな田舎が私は大好きだ。





いつかバイクも車も乗れなくなったらこんな田舎に住みたい。


とは言っても、交通の便は悪く買い物や病院へ行くのにも大変そう。

それに猿やクマが出てきたらたまったもんじゃない。


the田舎!より今住んでいるほどほど田舎がいいのかも知れない。

 


ところで、昼休みショッピングモールで懐かしい友人と出会った。
彼女との再会は1年ぶり。

1年前、姑の介護が必要となりキャリアウーマンだった彼女は長年勤めた会社をやめて在宅介護をしていた。少しやつれた顔の彼女が心配だったが目の前にいる彼女は目がキラキラしていて、こう言った。



姑は少し元気になって今デイサービスを受けている、私は自分の時間ができた。資格を生かせる職場ではないが短時間のパートに出ている。


うどん屋さんのパートね(笑)

時給も安いし立ち仕事で疲れるけど、でも楽しいの!!!社会から孤立して、私はこのまま腐っていくんじゃないかなという恐怖と孤独からやっと解放された。

仕事ができるということ、こうやってショッピングできるということに感謝してる。


と笑顔でいう。


元気をくれたり励みになるのは自然やバイクだけではなく人からもパワーが頂ける。



もちろん遠いあなたの存在にも。


こんなふうに
数々の出逢いに助けられ

私の人生が創られていく。




素晴らしい一年を。


またいつかこの雨が終わり

2023-07-02 06:47:00 | 日記








僕の名前は八村。

 

バスケットの八村塁選手のように大きくはなく、
とても小さな体。

仲間から、
八村ではなくハッチと呼ばれている。

 


今日は、諸君に聞いてほしいことがある。

限られた人生の中で
自分のため、家族のために
来る日も来る日も命を削って働き
少しずつ少しずつためこんだ
血と汗と努力の結晶が
ある日、家に帰ると
根こそぎ、持って行かれてた。

放心状態、、、
目の前が真っ暗になった。


お前たちに、、、


この無念が、、、、


わかるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


あ、すみません、、、
取り乱してしまいました。

 

我々の一生は
幼年は家を守る護衛。
晩年は、まだ見ぬ世界へ飛翔するが
命を狙う敵も多く
外に出ればいつ命を落とし
家には帰れないという
不安と危機感の中で
毎日戦っている。

 

諸君たちとは違い、
我々の一生は、ひたむきで
短く儚く寂しいものもある。

 

なので、

人間さんよぉ~
はちみつを食べるときはよぉ~
心して食べろや!!!

 


と、
はちみつレモンジュースを
飲みながら
私が妄想したことでござる。

 

八村ことハッチとその仲間
養蜂場の方
レモン農家の方
ジュースを製造した会社
運搬してるドライバーの方
自販機に電力を送る電力会社
はちみつレモンジュースに携わる
全ての関係者の方に感謝。


そんな感謝される人たちや
あの人みたいに
そこに存在があるだけで感謝される人もいれば

人から感謝を受けることのない人もいる。←はい、私のことですねっ!


あの時間が放つ光は無限大

2023-05-13 23:23:00 | 日記
隣の芝が青く見える。
そんな時がある。

その青く目指したい方向の延長線上に
立つ背中に一歩でも近づきたいと
思ってみても
無為無能な人間の私。
この世はヒエラルキーなのはわかっていて
無理につま先立ちで背伸びをしたところで
プルプルするだけ。

憧れは憧れ。
人は人。
私は私。


閑話休題

先日、こんな所へ行ってきた。



この洞門は江戸時代
川の水位が上がると高い峰を
命懸けで通行している人
中には命を落とす姿を目にし
心を痛めた禅海和尚が
ノミだけで30年もの歳月をかけ
掘ったという

今もなお残るノミ跡




禅海和尚の慈悲の心や偉業を感じつつ自問
人々の為に自分の人生を
注ぐ事ができるか?
と、問われたら
私は出来ない


誰かのために
出来ることって何だろう?

笑顔でいるだけで
人を助けることが出来る人。

あの笑顔を見ることで、
私は心が静かに安寧していく。


そんなあなたになりたくて
私は明日から鏡に向かい
笑う練習をしてみようと思う




いや、人の迷惑になるだけだ