ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<柳沢厚労相> 社保庁長官、厚労事務次官を更迭

2007年08月24日 22時40分21秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民ダマシ政治 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 民営化 日本年金機構

社保庁長官と厚労次官を更迭 年金記録不備で (産経新聞) 8月24日19時21分配信
【記事抜粋】 柳沢伯夫厚生労働相は24日夜、厚生労働省で記者会見し、社会保険庁の村瀬清司長官と、厚労省の辻哲夫事務次官をいずれも更迭し、後任にそれぞれ元総務省行政管理局長でNHK監事の坂野泰治氏、江利川毅前内閣府事務次官を充てる人事を発表した。 ◆ 村瀬、辻氏に対し社保庁の管理する年金記録不備問題の責任を問う、事実上の更迭。
◆ 江利川氏は旧厚生省出身だが、他の府省の事務次官経験者が他省の事務次官に就任するのは極めて異例。 また総務省幹部OBの社保庁長官就任も例がなく、安倍政権の厚労省、社保庁に対する不信感の強さを表した人事といえそうだ。
◆ 村瀬氏は平成16年7月、損保ジャパン副社長から長官に就任。長官はそれまで、厚労省幹部の指定ポストだったが、年金記録ののぞき見や保険料の流用など不祥事が相次いだ社保庁を立て直すため、初めて民間から起用された。 ◆ 辻氏は、保険局長などを経て昨年9月に事務次官に就任した。
[記事全文]

<社保庁民営化人事!>
イラつく! 政府・与党(自民党・公明党)は よくぞここまで国民を騙して平気でいられるものだ。

故意に消され、 故意に身内に支払われ、 資金を流用しておきながら 財源がない と支給額を減らされた 年金。 大多数の受給者にしてみれば これほど馬鹿にされた話はない。

年金問題を大原因として 参院選で大敗した政府・自民党は、 大敗理由を他方(たほう)に誘導して 真実を隠ぺいしながら こっそりと 社保庁の民営化を進める。 国民監視から切り離し 莫大な資金(ゼニ)は 好き放題に身内どうしで分け合おうという魂胆か。

<不正隠しの更迭劇>
総務省管轄の 「社保庁監視委」 は 単なる民営化準備室 だし、
現社保庁長官や厚労省事務次官を (防衛事務次官同様に) 不正を国会で追求される前に 交代させ、 国民に知られる前に不正は隠ぺいしてしまう。 だから何十年経っても 日本の政治に 真実 が出て来ない。 これが腐敗にまみれた 自民党政権のやり方か!
イライラが収まらない。

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<福岡市職員>また飲酒で事故

2007年08月24日 12時12分59秒 | 格差社会と政治
[飲酒事故]: 福岡市職員 ミニバイク 市職員懇親会

福岡市職員 また飲酒事故 (NHK) 8月24日 11時13分
【記事抜粋】 23日午後9時すぎ、福岡市早良区の交差点で、福岡市の早良区役所入部出張所に勤務する糸川琢磨職員(42)が運転するミニバイクが乗用車と衝突し、職員は足の骨を折る大けがをしました。 ◆ 警察が調べたところ、糸川職員からは基準の3倍を超えるアルコールが検出されたということです。 糸川職員は、市役所で行われた会議に出席したあと、9人の職員と近くの居酒屋で開かれた懇親会に出て、午後6時ごろから8時半ごろまでビールや焼酎の水割りを飲んだということです。 ◆ 福岡市では、元職員が飲酒運転して事故を起こし幼いきょうだい3人が亡くなった事故から25日で1年になり、この1年間、飲酒運転をなくすための取り組みを進めてきました。 吉田宏市長は記者会見で「飲酒運転撲滅のため、この1年間、組織をあげて取り組んできたが、取り組みに甘さがあったと言わざるをえない。組織全体の問題としてあらためて重く受け止め、さらに厳しく取り組んでいきたい」と陳謝しました。
[記事全文]

<身内保護意識が『不服従』>
市長のいうとおり 『甘さ』 があった。 これで再び トップダウン(上意下達) で飲酒運転の禁止 を呼びかけるのであろう。 上(権威者)から モノを云えば 組織はそのとおり動く と考える 『無能至上主義』者の 発想が 日本を危険な状態に向かわせる。

他府県職員の 「学歴詐称問題」 でも内部事情を表わすように、 身内職員を護るために 一ヶ月の無給休暇(停職)を与えるだけで不正も 免責である。
処分自体が甘いから 法令遵守(コンプライアンス) は自分には当てはまらないと考えるのだろう。 モラルや意識が低いのだから 規範意識の高い者と入れ替えなければ 政治・行政 は生き返らない。

職員の意識は 首長の意識だ!

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<消された年金>社保庁職員らの着服事例(総務省)

2007年08月24日 01時49分32秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 国民ダマシ政治

納付拒否者仕立て、隠ぺい=社保庁職員の着服事例分析-年金問題検証委 (時事通信) 8月23日21時1分配信
【記事抜粋】 総務省の「年金記録問題検証委員会」(松尾邦弘座長)は23日、社会保険庁職員による年金保険料の着服事案などに関する調査の進ちょく状況についてワーキンググループから報告を受けた。この中で、保険料を着服したことを隠すため、保険料を納めた人を「納付拒否者」に仕立てるといった悪質なケースが含まれていることが分かった。 ◆ ワーキンググループは社保庁が把握している保険料の着服事案20数件のうち12件を詳細に調査。着服額は約10万円から約2000万円にわたっていた。 ◆ この中には、▽保険料を着服した上に納めた人を納付拒否者に仕立て上げ、着服が長期間発覚しなかった▽納付者に偽の領収書を渡して着服した後、催告書が行かないようコンピューターの記録を改ざんした-事例などがあった。 
[記事全文]

<着服職員の返納額は?>
素朴な疑問であるが、 失業給付を含め 厚労省/社保庁 などが管轄する 社会保障費の支給について、 不正受給が見つかったなら 「懲罰金等を含む数倍の返済額が必要になる」と警告しているのを苦々しく感じている。
なぜなら、
公務員が不正を働いた時 着服額と 同額 を返済することで済まされているからだ。 国民・市民には 2倍・3倍の加算金 があるのに 内部不正の公務員は 同額 とは何たる不公平。 一事が万事 「見つかれば着服/横領額と同額を返済で了」 の理論がまかり通るので 野放図 になるのだろう。

<不正蔓延の公務員天国>
さらに 公務員としてはかなり重い処分らしい 「停職一ヶ月」 で 何ごとも無かったかのように 職場復帰できるのも 不正抑制にはまったく繋がらず、 市民/国民感情も穏やかならざる事態である。

不正を隠したまま 社保庁民営化 を強行採決した 政権・与党(自民党・公明党)。 自公そろって 自らの 不正政治を証明するとは何たる 恥 か!?

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