先週の土曜日
ウヘルスキー ビークという
小さなお祭りがありました
ウヘルスキー:ハンガリーの
ビーク:牛
このお祭りは
1662年にスラニーで行われた古い行事。
(実はスラニー歴史のある古い街なんですよ)
スラニーのマルチニッツ家という大名(?)が
寺院を作り
そのオープンのお祝いと
30年戦争の影響で
(30年戦争は1618年から1648年)
苦しみ、落ち込んでいる人々に
元気を与えよう、
と言うことで
ハンガリー系の牛の角を金色に塗って
丸焼きにして
市民に配った、という行事。
その行事を面白い!と言うことで
現在のスラニー市が2006年から
復活させたのがこのお祭り。
(配ってはくれないけど~)
町の広場に
屋台が出たり
子供向けのお話の舞台があったり
鍛冶屋の実演があったり
でも
メインはこれ
牛の丸焼き
せっかくなので
食べてみました
美味しそうに見えない写真ですが
美味しかったです
そのとき
ムスメさんは・・・・
かわいそうにパンをかじってます
そして
肉と言えば
ビール!!
チェコと言えば
ビール
あるんですね~、
スラニーにも
アントシュっていう、うんまいビールやさんが
実は
ここスラニーはビール製造の歴史のある街。
(知らなかった~~)
それは遥か1600年代までさかのぼり・・・
1681年に出された本にも
チェコでビールを飲むならスラニー!と書かれたほどなのです
現在よりもちろん小さな町だったのですが
その当時でも町には10箇所ものビール製造所があり
さらにさかのぼって
1618年の記録でも、スラニーで
な~んと年間2万ヘクトリッター(200万リッター)のビールを生産し
(一日5000リッター??ホント!!)
そのほとんどを他の町に輸出(??)していたそうです。
そしてこのアントシュ
さらに時代をさかのぼり
1536年に今のこの場所で
オンドジェイ・アントシュさんがビール作りを始めたお店、
1578年に家を改造して
現在の形になったんですって。
1578年ですよ!!
日本は戦国時代!!(この時代にこんな家に住んで、ビール造って・・・だったんですねぇ!!)
もちろん現在は壁の塗りなおし等してますが、
外見、中の作りは変わってないんですって。
なんともない町の風景の中に
何百年もの歴史を持つ建物が
うじゃうじゃしてるんですね~、ヨーロッパ。
その後チェコ侵略の時代が始まり
(ドイツに負けてハプスブルグ侵略、1621年から、政治家、科学者、医者・・・知識人は全員殺され、物を取られ・・・)
ビール工場もすべてとられ、閉鎖。
ビールの伝統もほとんど終わってしまいました。
とはいっても、営業を許されたハプスブルグのビール工場でも
雇われていたのはチェコ人だったため
美味しいビールの伝統は潰れなかったそうですよ。
アントシュはこのとき残ったパブで
1884年まで営業を続けていましたが潰れてしまい
その後135年間、スラニーでビールは造られていませんでした。
そのスラニーのビールの伝統を2010年に再開!
新生アントシュ誕生!!
店内もおしゃれで
とっても綺麗。
サービスも文句なしだそうです。
ビールフェスティバルで1位、3位(違う種類のビールで)を受賞、
コクがあって本当に美味しいビールです。
おいしいのはビールだけではなく
チェコの伝統料理をすべて手作りしている
お料理も非常に美味しいお店だそうです。
(だそうです、というのは赤さん連れの私はまだ行ったことない・・・)
話はそれましたが、
お祭りのこの日
お父さんはお持ち帰りビール
チェコではお持ち帰りビールも普通
ペットボトルにドドっと3杯分(1.5L)
これのためにね~~(新しくなった我が家の箱庭)
ゆったりとした
いい一日でした。
ウヘルスキー ビークという
小さなお祭りがありました
ウヘルスキー:ハンガリーの
ビーク:牛
このお祭りは
1662年にスラニーで行われた古い行事。
(実はスラニー歴史のある古い街なんですよ)
スラニーのマルチニッツ家という大名(?)が
寺院を作り
そのオープンのお祝いと
30年戦争の影響で
(30年戦争は1618年から1648年)
苦しみ、落ち込んでいる人々に
元気を与えよう、
と言うことで
ハンガリー系の牛の角を金色に塗って
丸焼きにして
市民に配った、という行事。
その行事を面白い!と言うことで
現在のスラニー市が2006年から
復活させたのがこのお祭り。
(配ってはくれないけど~)
町の広場に
屋台が出たり
子供向けのお話の舞台があったり
鍛冶屋の実演があったり
でも
メインはこれ
牛の丸焼き
せっかくなので
食べてみました
美味しそうに見えない写真ですが
美味しかったです
そのとき
ムスメさんは・・・・
かわいそうにパンをかじってます
そして
肉と言えば
ビール!!
チェコと言えば
ビール
あるんですね~、
スラニーにも
アントシュっていう、うんまいビールやさんが
実は
ここスラニーはビール製造の歴史のある街。
(知らなかった~~)
それは遥か1600年代までさかのぼり・・・
1681年に出された本にも
チェコでビールを飲むならスラニー!と書かれたほどなのです
現在よりもちろん小さな町だったのですが
その当時でも町には10箇所ものビール製造所があり
さらにさかのぼって
1618年の記録でも、スラニーで
な~んと年間2万ヘクトリッター(200万リッター)のビールを生産し
(一日5000リッター??ホント!!)
そのほとんどを他の町に輸出(??)していたそうです。
そしてこのアントシュ
さらに時代をさかのぼり
1536年に今のこの場所で
オンドジェイ・アントシュさんがビール作りを始めたお店、
1578年に家を改造して
現在の形になったんですって。
1578年ですよ!!
日本は戦国時代!!(この時代にこんな家に住んで、ビール造って・・・だったんですねぇ!!)
もちろん現在は壁の塗りなおし等してますが、
外見、中の作りは変わってないんですって。
なんともない町の風景の中に
何百年もの歴史を持つ建物が
うじゃうじゃしてるんですね~、ヨーロッパ。
その後チェコ侵略の時代が始まり
(ドイツに負けてハプスブルグ侵略、1621年から、政治家、科学者、医者・・・知識人は全員殺され、物を取られ・・・)
ビール工場もすべてとられ、閉鎖。
ビールの伝統もほとんど終わってしまいました。
とはいっても、営業を許されたハプスブルグのビール工場でも
雇われていたのはチェコ人だったため
美味しいビールの伝統は潰れなかったそうですよ。
アントシュはこのとき残ったパブで
1884年まで営業を続けていましたが潰れてしまい
その後135年間、スラニーでビールは造られていませんでした。
そのスラニーのビールの伝統を2010年に再開!
新生アントシュ誕生!!
店内もおしゃれで
とっても綺麗。
サービスも文句なしだそうです。
ビールフェスティバルで1位、3位(違う種類のビールで)を受賞、
コクがあって本当に美味しいビールです。
おいしいのはビールだけではなく
チェコの伝統料理をすべて手作りしている
お料理も非常に美味しいお店だそうです。
(だそうです、というのは赤さん連れの私はまだ行ったことない・・・)
話はそれましたが、
お祭りのこの日
お父さんはお持ち帰りビール
チェコではお持ち帰りビールも普通
ペットボトルにドドっと3杯分(1.5L)
これのためにね~~(新しくなった我が家の箱庭)
ゆったりとした
いい一日でした。
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