S.

たいせつなことを忘れないために。

2024-8-31-2

2024-08-31 13:06:00 | Weblog
夜のアルハンブラ宮殿は
本当に美しく
イスラムの人々にとって
特別な意味を持つ月が輝き

当時の人々と同じものをみていることが
より
不思議で
嬉しくて
イスラム文化が曲線の美しい建物を造るのは
月に影響されてのことじゃないかな
なんて思ったり。





日中
というか午後2時から7時くらいまでは
特に気温が高く
スペインのシエスタの習慣は有名だけど
夕食も
8時半頃からやっと始まり
活動は夜10時頃から。

月の満ち欠けや
その位置が
夜にしかできない砂漠の移動には欠かせないものだったと。

指針となるものは
文化や歴史によって様々。

知ることは
体験で腑に落ちて
わたしの中に
その場所ができる。


今年
なんとなくスペインへ行きたくなって
すごく充実した旅ができました。
家族5人の旅が久しぶりで幸せだったのと
両親が好きだったアンダルシア地方を
少しだけ辿れたのと。

私たちが泊まった
サン•フランシスコ修道院だったパラドールへ
両親は食事をしに来ていました。

25年前と変わらない
サクロモンテの洞窟の家。
夕陽が色を映す白い壁も
両親はレストランから楽しんだのでしょうか。


ホテル内は重厚な装飾と
一時イサベラ女王の亡骸が置かれていた場所などを実際に眺めながら
歴史に思いを馳せることができ
ぜひまた泊まりに行きたい場所になりました。





夜になると
冴えてきたり
何かやり始めたくなる人は
どこかに
イスラムのDNAとの関係があるのかも。

わたしも
そうなのかなあって
思ったり。

そんなこんな
グラナダの夜は更けていきました


  
  







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-8-31

2024-08-31 10:35:00 | Weblog
グラナダが
もうあと一歩で海を越えればアフリカ大陸だということは
あまり想像されないかもしれません。

スペインのフライパン
と呼ばれるセビーリャも
夜になれば涼しいように
グラナダもアフリカまであと一歩の南部にありながら
高地のため朝晩は涼しく快適です。

山に雪が積もる季節には
大学生は日中スキーをしてから
下山してビーチで泳ぐ、といった
凄すぎるレジャーをして楽しんでいるとか。

今回はなんといっても
アルハンブラ宮殿を訪ねたかった私。
そして宮殿とヘネラリフェ庭園を合わせて観るのが
グラナダ観光のハイライトです


まずは
夕方、日があるうちに庭園へ。
乾いた赤い宮殿と対照的に
潤沢に水を使い
暑さの中でも溢れるような緑に包まれて
整備されている庭はまさに富の象徴。





当日緑色のワンピースを着ていた長女が
起伏に富んだ庭園の中では
写真だとどこにいるのかわからなくなるというハプニングも♪





眼下には
遠く海も見ることができて
アーチと柱、回廊と塔の組み合わせは
自然の中の原色と本当に相性が良く
私が今、こんなにも美しいと感じるのは
どこにつながるものなのかと
真剣に考えてしまうほど。






日が落ちると
閉まると聞いていた庭園ですが
当日は
夜遅くにステージがあったようで
私たちが
アーチ型に整備された生垣の緑の回廊を歩いている時
音響テストでしょうか、イスラムの音楽が聞こえてきました。


この日は
一番楽しみにしていたホテル
サン・フランシスコ修道院を改修した
パラドールへ泊まります。

  











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする