今までと違う開放感で
世界一!
と
投票したくなるスペイン広場🇪🇸を後にし
ヨーロッパで三番目の規模を誇る
セビーリャの大聖堂へ向かいました。
肩を出したり
極端に足を露出した服装では入場を拒否されます。
それまで
キャミソールみたいなかっこで観光していた私も
前の晩
長袖を洗濯し
最終的にドライヤーで乾かして挑む徹底ぶり。
二女も日焼け止めのアームカバーを肩まで伸ばして
色々対策して。
対策しないと心に決めた方は
2€払って風呂敷のようなものを
その場で購入、肩にかけて入場していました。
いずれにしても
その国の文化を尊重し
ルールを守ることは最低限のマナーです。
心地よい旅は、楽しい人々との触れ合いがあってこそ。
大聖堂の中には
グラナダの象徴、柘榴を槍で刺すことで
キリスト教のイベリア半島制圧を誇示する
クリストバル•コロンの棺を担ぐブロンズ像。
文字を読めない人々のために
キリスト教の歴史を彫刻で示した壁面。
最期の晩餐が、縦のテーブルで示されているのはとても珍しいです。
壁の彫刻は、遠近感を計算にいれ
天井に近づくにつれ大きくなっていきます。
当時のひと達は
ここへ来て
祈り、懺悔して
毎日を過ごしていたんですね。
時には
学校の役割も。
大聖堂には
ヒラルダの塔を守る2人の天使のことが語り継がれているそうです。
ヒラルダの塔。
中は階段ではなく、ロバが、鐘を鳴らす人を最上階まで運んだためスロープが続きます。
スロープの途中の窓から見るセビーリャの街は美しく
球技場も見えました。
もちろん
鐘の場所まで登りましたよ!
2人の天使にお願いです。
この街の美しさを
これからも守ってください。
探しものがみつかると言われるようになった
ムリーリョの絵の前で
ひとしきり三女がお願い事をしたりして
充実感満点の大聖堂。
何世紀にもわたり大切に建立された
ひとびとの心の拠り所を
また一つ目にすることができました。
オレンジの中庭で一息ついて
夜はフラメンコを観に行くことにしました♪