写真はLIVE後。斜め前の串揚げ屋さんで
ギター:尾藤 大介
歌:ダニエル・リコ
バイオリン:三木重人
踊り:塚原利香子、乙訓裕子、二村広美
2013年12月5日(木)アルハムブラライブ
満員御礼ありがとうございました
SEVILLAに行く前からわかっていたことですが、帰国して1週間もたたないうちのLIVEはハードでした
もっと準備時間があったら、足ももっと正確に、アクセントとか意識して仕上げができたんじゃないかと思うのですが、
その時間の間に薄れるなにかもあるかもしれなくて、『とにかく今を踊ろう』と精一杯踊りました。
踊り終えた後、このタイミングでどっぷり安心できる仲間とLIVEができてよかったと思いました
私が好きな空気とか
ひぃたんだったらこうなるとか
リハでは微妙でも本番は大丈夫だろうとか
今までの共演の歴史のなかにある共通意識とは別に、
1か月スペインでお稽古してきた踊り手としての技術的な変化にも気付いてくれたり
甘いところをさらっと指摘してくれたり、仲間ってすごいです。
観に来てくれたスタジオ生やいつものお客様も、とっても喜んでくれていて
1か月頑張ってきてよかったと思いました
また行けるように、頑張ります
スペインは行くたびに進化と変化があります。
最初に音が進化して、そのあと踊りが変化していると思う。
前回、音楽のみのフラメンココンサートで聴いて『素敵』って思った音のとりかたやコンパスの回し方が、
今回は踊りの舞台でも観られました。
私、前回の帰国後にどこかのクラスで『これから踊りもこうなると思う!!!』って予想屋のように言ったのだけど
覚えてる人いるかなぁ????
予想が的中していたのよ
でも、そういう進化は音楽隊がいてこそのものだし、今では普通の9止まりとかと同じように
みんなが知るようになるのは時間がかかると思います。
最初は『へんだぞ』ってなるんじゃないかな。
でも、スペインでそれと出会うと、全然へんじゃなくて、考えすぎることなく『素敵』って思える。
それを前編と後編みたいに自分の経験として進化と変化を現地で呼吸できたことが
今回1年というスパンで行ってきたことの中で最大の収穫です。
あと、お稽古は裏切らない。再び。
スペインに居た時も、帰国した後も、ライブまでお酒をそんなに飲んでいません。
『摂生しないと踊れない振付なのよぉ』って家で笑っていたのだけど、
コンディションを整えていないと、肉体全部をいかして踊れないことを改めて感じています。
これはデブタムラちゃんで懲りたこともありますが、
自分が持って生まれたこの身体を最大限にいかして踊れるように、
これからもお稽古を頑張りたいと思います。
足はもっともっと弱い音と、すっごい強い音のボリューム範囲を広げたいです。
ゴルペをもっと強く打ちたいという願いがあります。
細かい足は今できる技術をキープしたいと思うし、
バタはもっともっと練習して、より美しくさばきたいです。
まだまだどれも要練習。
長くなっていますが、スペインではバタのことを『彼女』って言うのを何度も聞いて、
スペイン語が詳しくない私には『わぁ、なんかお友達みたい』って思ったので
『バタちゃんとお友達になれるように』と思いながら練習してきました。
ブエルタも足も、まだまだお客様の前に出すには練習が必要な技を習ってきたので
自分のお稽古でも基礎練習をいっぱいして、またお客様に観てもらいたいと思います。
時間かかりそうだけど、少しずつ。
ということで、久々のブログはとても長くなりました。
日本語が可笑しいのは前からです。
今年はあともう一つ。12/23(祝月)にクリスマスエルセロがあります。
昨日リハも終わり、これからはクリスマスモード一直線。
まだまだ頑張ります
話しがそれ過ぎましたが
アルハムブラありがとうございました