♪♪♪ひぃblog♪♪♪~二村広美のフラメンコな時間~ほとんどお気楽。たまーにしつこく真面目。フラメンコ大好き☆

フラメンコ踊り 振付&演出 プロデュース。ひぃ先生による東京都新宿村スタジオでのフラメンコ教室レポートやライブのご案内。

Fin de semana

2018年09月28日 18時36分12秒 | スペイン2018年

先週金曜日から徐々に踊っていましたが、や〜っと1週間が終わりました。
お疲れチャンでーす


10:00-11:00
上級シギリージャ
1歌、レマーテ、エスコビージャ、マチョ
一気に駆け抜けました。水曜日までに振りは進み、昨日と今日は復習しながらギター合わせ。
半分ずつで最後にビデオを撮ってよいのですが、私はパパラッチはしないで新宿村のように床に置いて自分の踊りも撮影しました。
まだ身体に馴染まず危ういところもたくさんありますが、フアンの動きとの違いがわかり、よい最終日となりました。
難しかったけど、満足度高い5日間。

その後は、市場へ。
カンニャイージャという骨付き貝
トンカツ用にイベリコ豚 一切れ
エビフライ用にエビ2尾
たまごやパイ、チョリソなどを買いました。
自分が食べる分だけ買うのも最初は勇気がいりましたが、今はへっちゃら。
少しずついろいろ食べるのが楽しいです。

あとは、スーパーでサルモレホとミートパイを購入。
サルモレホは、バルでもスーパーのものを出しているところも多いと聞いてからは、自宅で少しずつパンと食べるのが楽しみになっています。
ガスパチョの親戚みたいな位置づけで、スペインではよく食べられているものです。
日本にもあるはず!ぜひ食べてみてください。

そして家に帰り着き、まずはカンニャイージャを茹でて、ビールと乾杯。
その後にサルモレホとミートパイ。

最後にキャベツ千切りにお醤油をかけて食べました。お醤油、最高‼︎

日本の家族と話してから、クラスにギリギリだ‼︎と思いながらも洗濯と掃除をして、15時半ペドロのクラスへ。



そしたらペドロやクラスの人がまだ外にいて「また停電」とのことでした。

ガビーン‼︎

でもそのおかげで、待っている間にペドロと話すことができ、私にはラッキーな時間となりました。日本でのグループレッスンとスペインでのクラスの違いを話し、またペドロが日本に来る時は個人レッスンがいいな、とも思いました。
高くなるけど、意味がある個人レッスンは高くつかないね☆

教室の方がカチカチとブレーカーを触っても電気は復活せず。
どうやら、今回はスタジオだけが停電みたいでした。

ドアを開ければ明るいから、クラスしよう!ということで、暗い中でクラススタート。
「ロマンティックなクラス」とみんなで笑いながらも、すぐに目が慣れてきてだんだん見えるようになりました。


それよりもペドロが灯りがつかない分、より私たちを導いてくれるようなハレオと語りをしてくれて、暗い中でも何かに照らされている時間でした。
足の基礎、マルカール、見えないと自分の中心を探すので軸がより必要になります。よい発見です。

ジャマーダと1歌分の振付をもらい、こちらもよいクラスでした。何度か受けるごとにペドロの世界が身体に入ってきて、彼もそれはわかってくれていろんなアドバイスをもらえました。

ソレア ポル ブレリア。新しく完成させられそうです。たくさん練らなきゃだけど、お楽しみに★

11/15 のアルハムブラ目指します


ビエナル2018/9/27 テアトロ マエストランサ

2018年09月28日 18時10分51秒 | スペイン2018年

行ってきました。マエストランサ。

アパートから徒歩25分。バスで行くより確実なため、ほぼ歩きで移動しています。

足が丈夫で良かった〜

プログラムは、こちらのお三方がそれぞれ披露。

最初はフアナ アマジャのバイレ。

パンフレット写真中央ね☆

ナタリア レジェスと一緒にオープニングシギリージャを踊り、その後ナタリアだけが踊りました。このシギリージャが臆することなくはじけていて、かなり好みでした。

キレッキレで良かった‼︎ まだ未完成な勢いがあり、気持ちよかったです。

ここからでもよくわかったよ☆

次は写真下の フアナ おばさま。かなり大柄でお洒落した赤いフラメンコ衣装星って思ったのですが、座って話し出したら声はおじさんでした。

とても純粋なフラメンコを歌い、舞台が1つの額縁のようでした。肝っ玉かぁちゃんって感じで、普通に鼻歌を歌いながら道を歩いていそうな、自然体のカンテ。すごくなくても、こちらから足を出して近づきたい気持ちにさせられて、フラメンコっていいな☆と嬉しい気持ちになりました。

そして最後にレメディオス。スターならではのお客ころがしとパフォーマンスにお客もノリノリ。さすがでした。CDにあるフレーズも歌っていましたよ。劇場のタイムリミットがあるので仕方なく終わった感じでしたが、まだまだ歌いたらなくてたまらない様子でした。oleeee!!!

ビエナルという特別な期間なため思考を凝らして他の音楽とかぶせたりしているアーティストも多いのですが、私はシンプルにフラメンコだけの方が好きだなぁ、って思います。もっと近づきたいと思わせてくれるのはシンプルなものです。アーティストはいろいろしながら飽きちゃったり新しいものとのコラボから新しい自分を表現したいのでしょうが、凄くても次の日になるとまた見たいと思うのとは違うんです。

フラメンコにしかないフラメンコの魅力とは?私のフラメンコの軸はなんだ?を考えながらまた歩いて帰ったのでした。いろいろ観ると難しくなる時がありますね。

よく踊れるダンサーじゃなくて、バイラオーラになりたい。

その近道はないけど、音楽のこだわりを一緒に感じることが大事かな。こだわりを引き出す踊り手は素敵なバイラオーラなのでしょう。ギターやカンテがシギリージャやソレアでも喜んでるのが伝わります。

ん〜 難しい。でもきっと根っこは簡単。フラメンコを求めて呼吸するのみ☆