ユーキャン詩集

創作した詩を不定期投稿していきます!感想などございましたらぜひコメントください!時々、旅日記なども載せます!

手から溢れたサイクロン

2019-06-07 00:45:31 | 創作(詩)
君と僕のすきは繋がっていたはずなのに
ほつれて切れていったんだ
繋がったのは汗にまみれる時くらい
だんだんと僕は消えてって
君はだんだん薄れていって
そしてすきは影を生んだ
髪の毛が落ちた
細かなチリが付着した
そして埃が舞った
そんなすきは誰かの掃除機に吸い取られた
吸引力が変わらないなんて迷信で
人が変わればそれも変わるさ
まっさらになったすきは
僕と君でなく別の人で
僕とのすきはサイクロンの様に
渦巻きながらゴミ箱へ捨てられた

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