キャリア支援関連の仕事に携わるようになって、8年近くになる。最初の頃は、職業訓練の就職支援に関する講義で、仕事の選び方や履歴書の書き方などを話すことが主な内容だった。それも月に数回程度、1回数時間程度だった。当時は、まだ仕事が少なかったので、依頼のあった仕事はありがたく引き受けていた。地方で仕事をしていると、大きな仕事が新米のキャリアコンサルタントにやってくることはない。小さなことからこつこつと積み重ねて行くことが、自分に合ったやり方と考えていた。
それでも、リーマンショックの余波による不景気の中で失業者や求職者が増えていた影響で、職業訓練や再就職支援のニーズは高い状況だった。おかげで、少しづつ仕事は増えて行った。FP資格を目指す職業訓練コースも設定されて、ファイナンシャル・プランナーとして講義することもあった。その後、就労支援に関わることになったことが仕事の幅を大きく広げることになった。それまでの講師中心の仕事から、個別面談のウェイトが大きくなっていった。主に、様々な事情から長期離職していたり就職困難となっていたりする人の話を、ひたすら聴きつづける日々が続いた。無力感や腹立たしさを感じることもあったが、人の人生の格差や多様さを垣間見たり、人の本音や人情に触れることもあった。特にこの5年くらいは、現場経験を通して自らのスキルを高めるだけでなく、研鑽にも努めた。その結果、仕事も増えたし目指していた資格も取得できた。
振り返ってみると、地方のキャリアコンサルタントとしては、よくやってきた方だろうという自負もある。これからも、パートナーや陰ながら支えてくれた関係先のスタッフのおかげという思いを忘れずに、人の転機や再出発を支えられるように、志の高い同士との研鑽も続けたいと思う。「自分は頭を低くしているかな?」と振り返りながら。
それでも、リーマンショックの余波による不景気の中で失業者や求職者が増えていた影響で、職業訓練や再就職支援のニーズは高い状況だった。おかげで、少しづつ仕事は増えて行った。FP資格を目指す職業訓練コースも設定されて、ファイナンシャル・プランナーとして講義することもあった。その後、就労支援に関わることになったことが仕事の幅を大きく広げることになった。それまでの講師中心の仕事から、個別面談のウェイトが大きくなっていった。主に、様々な事情から長期離職していたり就職困難となっていたりする人の話を、ひたすら聴きつづける日々が続いた。無力感や腹立たしさを感じることもあったが、人の人生の格差や多様さを垣間見たり、人の本音や人情に触れることもあった。特にこの5年くらいは、現場経験を通して自らのスキルを高めるだけでなく、研鑽にも努めた。その結果、仕事も増えたし目指していた資格も取得できた。
振り返ってみると、地方のキャリアコンサルタントとしては、よくやってきた方だろうという自負もある。これからも、パートナーや陰ながら支えてくれた関係先のスタッフのおかげという思いを忘れずに、人の転機や再出発を支えられるように、志の高い同士との研鑽も続けたいと思う。「自分は頭を低くしているかな?」と振り返りながら。