イラク戦争開戦10年、激戦地ファルージャで、新生児に先天性異常が激増している状況を高遠菜穂子さんが伝えています。
劣化ウラン弾の放射能や化学物質が影響を与えていることが疑われています。
ファルージャ総合病院のサミラ・アラーニ医師は、先天異常の発症率は14.4%にも登り、先天異常の子が生まれた25の家族から髪の毛を集めて検査したところ、すべてのケースで化学汚染物質=濃縮ウランが検出されたと語っています。これは通常の環境ではあり得ないことです。
ファルージャでは2004年の4月と11月、町全体を米軍が完全包囲し、町に残った者はすべてテロリストとして殺戮する恐るべき殲滅戦が行われました。このときに用いられたおびただしい数の兵器に含まれた化学物質や劣化ウランが被害の激増をもたらしていると言われています。
http://www.youtube.com/watch?v=9vhu9pBewEs
報道特集(TBS)2013/04/06より
(ハンマー)