大阪市会で教育基本2条例と職員基本条例の採決の危険が迫る中、5月24日午後5:30から大阪市庁前で採決反対のビラまき行動が行われ、6:30から剣先公園で「大阪市議会での「教育基本条例」「職員基本条例」採決反対!市議会採決直前集会」(主催:「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪全国集会実行委員会)が行われた。約100人が参加した。
大阪市会では大阪維新の会と公明党との修正協議が行われており、「教育行政基本条例案」には“グローバル人材を育てる”という言葉が復活、また「市立学校活性化条例案」では教員支配のために“校長が教員のボーナスの配分を決める”規定や、学校選択制に向けて“小中学校の教員の勤務評価分布を学校ごとに公表する”文言が入るなど、市長が大阪の教育に露骨に政治介入する方向がさらに強化される内容となっているという。
職員イレズミ調査や拒否した職員への懲戒、さらには地方公務員の政治活動に刑罰を加える条例検討など橋下市長の職員・組合攻撃はエスカレートしている。これらへの抗議も続いた。
集会に参加した議員からは、24日夕方の段階で職員基本条例案については修正案が出来ていたが、教育2条例案についてはまだ修正がまとまっていないとの報告があった。
主催者からは、5月議会では採択されず7月議会に継続審議になる可能性も出てきているが、いずれにしても危険な状況にかわりはない、最後まで大阪市会を監視し、条例成立阻止のためにがんばろうと呼びかけられた。
25日は午後2時から大阪市会本会議で、緊迫した情勢が続く。市民の声の力は大きい。
とりわけ維新の会、公明党に反対の声をとどけよう。
大阪市庁前でのシュプレヒコール
リブインピースが撒いたチラシ
◆各会派議員への要請
○文教経済委員会メンバー(教育2条例に対して)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/inkai-si.html
○財政総務委員会メンバー(職員基本条例に対して)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/zaisei.html
○公明党大阪市会議員
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osk/koumei.html
○大阪維新の会 大阪市会議員
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osk/isin-renraku.html
(ハンマー)