5月31日、大阪市監察部が、「市立中学校のの男性教諭が、生徒と校内でマージャンをした」と発表しました。
ところが、後になって、これが濡れ衣であることが明らかになりました。
マージャンの相手は、40代の卒業生で、場所も校外だった、というのです。
「市職員が入れ墨を見せて子どもを脅した」と大きく報道され、市職員に対する「入れ墨調査」まで行われた後で、「脅した事件がなかった」と変わった、あの事件を彷彿とさせます。
このような事件が相次ぐのは、橋下市長の市政運営に根本的な原因があると考えざるをえません。
橋下氏が市長になって真っ先に行ったのは、市職員組合が選挙で対立候補を推したことの責任を追及することでした。
その結果が「リストねつ造」事件でした。
橋下市長は、教員に対しても、「教育基本条例」などの制定で締め付けを強めています。
市職員や教員を敵視し、常に監視の下に置き、密告を奨励する、このような橋下市長ののやり方が、市全体の雰囲気を陰湿にし、「冤罪」を生み出しているのです。
橋下氏がこれ以上市長を続けることは、市民のためにも、職員のためにもなりません。
辞任すべきです。
(by ウナイ)