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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

写真家樋口健二さんの写真展示を観て、原発被ばく労働のむごさを実感。

2012-02-11 | 原発

 私は、樋口健二さんの原発被ばく労働者の写真を何度も観たが、福島原発が起きた現在、この写真はその実態を告発し続けると改めて思った。この写真に撮影されている岩佐嘉寿幸さん(撮影当時61才、1984年3月撮影)は、敦賀原発で被ばくし、放射性皮膚炎を患い、日本初の原発被ばく裁判をたたかった。当時の岩佐さんに、私は話を聴く機会があって、被ばく労働の実態を知り、一刻も早くやめさせるべきだと思ったことを思い起こした。岩佐さんは、大阪地裁・高裁で敗訴を重ね、最高裁でも「全面棄却」にあわされた。闘病中の2000年10月11日に亡くなられた。本当に原発被ばく労働はむごいと痛感した。

 写真展では、福島原発事故の現地の様子を写した写真も展示されている。2月13日(月)17時50分から阪南中央病院東棟2F講義室で、写真家樋口健二さんの講演会が開催されるので、是非参加したいと思う。 (ルーラ-)


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