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日本軍「慰安婦」問題の立法解決を求める国際署名提出行動に370人が参加 61万筆の署名を提出

2010-11-26 | 「慰安婦」問題
 11月25日12時より衆院議員会館で、日本軍「慰安婦」問題の立法解決を求める国際署名提出行動が行われました。主催は、韓国が、韓国挺身隊問題対策協議会、挺身隊ハルモニと共にする市民の会(大邱)、日本が、日本軍「慰安婦」問題の立法解決を求める120万人署名実行委員会、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動2010、戦時性暴力連絡協議会の5団体。今年1月から取り組まれてきた120万人署名の提出行動です。
 地下鉄国会議事堂前から歩いて衆議院議員会館に行くといきなり、“主権回復を目指す会”ら右翼数十人が日の丸を立てがなり立てていました。裏口がないので、ハルモニたちもこの中を入ったということで、あまりにも恥さらしの事態に怒りがこみあげてきました。

 開始15分前くらいにつくと300人の会場はすでに満員の状態。人と熱気であふれ、補助椅子がでて立ち見もあり、370人にふくれあがりました。
 司会の梁澄子さんや、挺対協の尹美香さん、そして宋神道ハルモニや吉元玉ハルモニなどの語気がいつになく強く、ハルモニたちが興奮している様子がつたわってきて、外の右翼や、野党の時は調子の良いことを言っていたのに政権に付いたとたんに冷ややかになった民主党政権に対する怒りがでているように思いました。議員は把握できた限りで9人が参加、韓国の民主党からイ・ミギョン議員、被害者は他に李秀山ハルモニ、金福徳ハルモニ、林貞子ハルモニ、金京愛ハルモニ。


 署名は、61万人を超えたとのこと。日本は15万5千筆で、韓国が41万筆、その他諸外国からも集まり、610832筆と報告されました。諸外国の数の方が多かったですが、草の根の運動レベルでつながりが強まったのだと思いました。韓国の署名はすさまじく、街頭で1時間に4000筆あつまった、などと報告されていました。その署名が提出されました。韓国の署名まで受け取るかどうかが不確定だったそうですが、結局官邸の秘書官がすべて受け取ったようです。

 集会後の国会前スタンディングでは、司会からの強い怒りのメッセージと、吉元玉ハルモニの「歴史の真実を明らかにするためにここにいる」という訴え、そして関東、中部、関西、中国、九州などのブロックの発言が(東北は、新幹線の都合で途中退出)あり、各地での地道な取り組みが結集したことが伝わりました。

 来年は金学順さんが名乗りを上げてから20年の年であり、これ以上解決を引き延ばすことはできないという思いを強くしました。

(ハンマー)

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