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隠された電力予測――原発なしで電力は足りることを政府は知っていた!

2012-01-27 | 原発

  123日 毎日新聞の記事で「『電力に余裕』試算伏せる」という記事がありました。

 

<電力需給>政府今夏試算「6%余裕」伏せる

 

 

原発ゼロでも電力は足りる、政府はこれを知っていたのに隠していたのです。昨年の7月に政府が公表した9.2%の供給不足になるとした試算とは別の試算があったとのことです。この未公表の試算では、原発による発電がゼロでも、6%の余裕があるというものです。事実、昨年夏は電力使用最大ピーク時でも供給余力が1800万キロワットもありました、政府は原発なしでも余裕があること8月には知っていたのです。知っていたにもかかわらず電力不足を煽って、原発が必要だと思わせようとしたのです。

 

政府が発表した試算では、電力会社が供給できる再生可能エネルギーの容量が原発約7基分 750万kwもあったのにゼロとしていました。他にも需給調整契約(大口契約者の格安電気料金と引き替えに時給逼迫時には電気の利用削減を義務づけるもの)による削減見込みもゼロに。また、火力発電所の定期検査を8月に設定したり、揚水発電の供給力を低めに設定していたりと、あの手この手と供給量を最大限に政府は原発なしでも余裕があると引き下げたものでした。こんな姑息なことをしてまで、原発が無いと電力は足りないと思わせる政府にはとても腹立たしく思います。

 

127日には島根原発2号機も定期検査に入り、動いている原発は3基だけになります九州も四国も中部も北陸も原発なしです。後は関西、東京、北海道だけです。原発の再稼働を止めて、原発なしの社会にしましょう。

 

(Tom)


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