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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

「シリア政府によるサリン使用」報道は情報操作か

2013-05-10 | オバマの「対テロ戦争」

  シリア政府がサリンを使用した疑いがあるとして国連調査団が派遣されましたが、その調査団の一人が、使用したのは政府ではなく反政府グループで、根拠もあると5日夜に記者会見で述べました。それが日本でも報じられました。
http://www.youtube.com/watch?v=ESRzPnEnyHY

AFPニュースでも報じられています。
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2942575/10701200

  この間の報道では、オバマ大統領は化学兵器の使用は一線を越すもので許容できないと言明していました。また、米国が反体制派への公然たる武器供与に踏み切るタイミングを見計らっているとも報じられていました。  

 イスラエルの空爆(5/2深夜~3未明と4深夜~5未明)から本格的な軍事介入に突入する可能性もあったと思いますが、その直後(5日夜)に、逆に反政府勢力が使用したことが暴露されはじめて慌てているというところでしょうか。 まさにイラク戦争開戦の理由が、でっち上げの「大量破壊兵器保有・開発」であったことを思い出させます。

 それで、米国がこの報道をやっきになって否定しようとしました。

 この暴露は、始まったばかりの調査についての調査官の一人の見解ということで、正式報告は6月に出されるということです。そういう意味では国連調査団に危機感があったのかもしれません。

(ヒデ)


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