脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

格ゲー雑記・8 ライターになっちゃった(2)

2007年10月18日 | 格闘ゲームとわたし
前回の場面からの続きです。
とりあえずまた別の日に編集部まで来てくれ、ということで、編集長から名刺を頂きその場は別れました。


もう、そのあとは対戦どころじゃありません。2人とも興奮してしまって、すげーすげーを連発してましたYOッ!マジすげ~!おれらがあの全国誌のライター?!マジかよ?マジだよ!ほら!この名刺が目に入らぬか!はいらねーよ!ばかかおめー死ね!でもすげ~!・・・・そんな会話ともつかぬ会話が展開されていました。


そして、数日後2人して編集部に行くことに。どぎまぎしながら編集部に入ると、なんかせまっくるしくて汚い印象が記憶に残っています。とりあえず、編集部内のテーブルとソファがあるところで、編集長と俺ら3人でこれからやる仕事について話し合うことに。


具体的には、98のサバイバルモードってやつの攻略をするようで、内容はいかに早くCPUを倒しボス戦まで行けるか、といったものでした。あとはキャラ決め。おいらはたしか、誰だっけなあ?忘れました、ネオフリの初仕事だったのに。とりあえず、レオナは真っ先に選んだけど。


当時は、編集と攻略が同じ場所で仕事をしていて(後に編集は2階、攻略陣は3階に分かれました)、たまたま、おれらが行った日に修羅騎士鷹さん(ネオフリの看板ライターさん)もなにやら調べをしていました。編集長からたかさんを紹介されたんですが、その時のたかさんの印象は、


「こえ~、なんて無愛想な人なんだ。近づいちゃいけね~ぞ、こりゃあ」


でも実は、たかさんって人はよく話してみるとすっごく面白い人で、ただ単にシャイなだけでしたw。とりあえず、おれらはたかさんに攻略のポイントを教わり、すこしプレイしただけでその日は編集部をあとにします。


そして、今度は本格的に調べをする為に再び編集部を訪れます。その日はだいたいの攻略陣が勢ぞろいしていましたが、その時の印象は、おれらが予想していたものとは全く違っていました。


おれらは、「ゲームの攻略やってる人なんてヲタっぽい人多いんだろうなあ」なんて固定観念じみた話をしていたんですが、実際はそんなこと微塵も思わせない風貌な人たちばかり(編集部初日で既に会ったたかさんも含む)。


とにかく、最初の頃はほかのライターと事務的な話はするものの、その他の会話は一切無しで、俺ら2人が孤立した形で仕事を黙々とこなしていた記憶があります。こちらが分からないことがあれば親切に教えてくれるだけで、淡々と時間が過ぎていきました。


そのあと、KOF98のプレステ版だっけな、そのムック(攻略記事をひとまとめにしたもの)を作る仕事もしたのですが、状況は変わらず。なんちゅーか、それぞれがただ仕事をこなすことに精一杯で、話をする時間的余裕がなかったんですな。
あの時はほんとやりづらかったなあ。


やりづらかったことは、さらにもうひとつあります。それは攻略原稿を作るためのワープロです。「ルポ」というやつでして、かなり古いもので自分の家のパソコンで原稿を作っても「ルポ」ではファイルを開けません。

まあ、編集部でその「ルポ」を使ってやればいいのですが、なにしろ使いずらく、ひらがなの変換はばか変換だし、打ちにくいしとにかく最悪でしたわ。まあ、使っていくうちにある程度慣れましたけど。

格ゲー雑記・9 ライターの仕事(1)~キャラ決め~に続く。


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