Nature d'eau

日々の思いをつづる

本を読む

2008-07-25 13:12:29 | 気分切り替え法?
         

これがリズ山崎さんの本です。Amazonでユーズドのを3冊も買ってしまいました。

感情免疫力、「免疫力」という言葉にすぐに反応します(^_^;)
感情に対しての免疫力ですね。

感情だけでも、病気にかかわってきます。
笑うことは免疫力を上げる、よくリウマチの患者さんが落語を聞いて笑った後は炎症を示す数値が改善された、とかいう話がありますよね。
そのくらい体は感情に影響されるのでしょうか。

私の今までの肝炎の経過、何の参考にもなりませんが、
すご~くストレスを抱えようが、くたくたになろうが肝臓の数値はいつも変わりませんでした。
これは免疫がおバカなせいかもしれませんが。
じゃあ、いいんだ、別に体に気を使わなくて、、って思いましたが、
実は肝臓以外に影響はありましたね。ストレスから過呼吸になったこともありましたし。
あとは頭痛が増えます。頭痛の薬を飲む回数が増えればそれも肝臓に負担がかかるので、やはりどんな感情もしっかりと受け止められる「感情免疫力」を強化しておくことが必要ですね。

以下、本より引用。

プラス思考を、「喜びや楽しみだけを感じ取ること」だと解釈してるならそれは間違い。
また、弱さや怒りなど自然発生してる感情を消そうとしても、それはうまくいかないでしょう。

だって、この世には裏表のないものなどないから。

もちろんいつもニコニコ機嫌のいい自分でいたい、と願うことは間違っていません。
ただそこに間違ったプラス思考の定義があると「決して泣かない」「決して怒らない」と極端な考えで、自分を苦しめてしまうことがあります。


マイナス思考は、
自然にわきあがった感情に対して、恐れ、自分でコントロールできない恐ろしい何かが潜んでいるように思え、自分が生きていること自体が不安になる。


哀しみや怒り、悔しさ、後悔といった「これまで避けていた気持ち」を安心してよく味わいましょう。

安心してよく味わう力を養えば、自分の中で起こる自然な感情に動揺することはなくなります。

この感情を味わう力を「感情免疫力」と呼んで、その力の強化を長年提唱しています。

心から楽しめて、心から笑える人。
それは心から怒れて、心から泣ける人に違いありません。

心がそわそわしてきたら、まずは深呼吸して、
「今時分がどんな気分でいるのか」よく味わって、その感情を認めてしまいましょう。

たとえばイライラしたら、「私は今すっごくイライラしているな」と自然な感情を認めて下さい。

その感情を消そうと躍起にならずに、深呼吸しながらじっくりと味わうように意識的に訓練しましょう。
何十回、何百回と繰り返すうちにほんとうのポジティブになれます。


  「幸せは真逆のルールでやってくる」より


前回の記事に書いたように、自分の味方をしてあげるのですね。

私は肝炎のこと以外でも今まで自分を責めることが得意だったと思います。
なんて自分はダメなんだ、、とか、これもトラウマがあるのかもしれませんね。

自分を低く低く持っていって、いい生き方ができるわけが。。。

感情を全部受け止める力を持てば、aoiさんのブログに書いてあったように、
物事を余裕を持って笑って受け止められる人間になれるのかな。
まあ、そうなりたい。理想です。(私は感情の起伏の激しいやつだから 汗)



他にも面白いことがたくさん書いてあります。

「選択肢には、正解も間違いもない」とか。

今までやってきたことは全て自分で選んできたことですね。
後悔はしましたが、間違いとは言い切れない。
「自分をサポートするのを忘れずに」、と書いてあります。自分の味方は自分ですね。



関係ないですが、ちょっと前にブログのお友達のお勧めの原田マハさんの本を読みました。

         

「カフーを待ちわびて」  カフーとは与那喜島の方言。いい報せ。幸せ。

                 
     追記  与那喜島とは架空の島。モデルとなったのは伊是名島だそうです。


沖縄の物語ですね。夏らしい表紙の写真。海は何年も行ってないので写真で気分だけでも。
普段はあまり難しい小説は読まないのです(^_^;)


皆さんにも自分にもカフーが来ますように!



       


              
                 桔梗です














眠れぬ夜に

2008-07-20 02:47:36 | つぶやき
 

今朝は久しぶりに寝坊が出来て、8時まで寝ていたら、今夜は眠気が来ません。

眠れない夜は諦めて起き出して来ます。

明日の朝は6時過ぎに起きなきゃだけど、昼寝をすればいいや(^_^;)

ちょっと更新も怠っていましたね。

実はだいぶ恨み言を吐き出してけっこう気が済んだのかしら。。

まだ自分の気がつかない引き出しに吐き出すことがあるかもしれないけど、
今はわりと落ち着いています。

わいるどろーずさんお勧めのリズ山崎さんの本を3冊も読んだのもよかったです。
辛かったりしたら、自分で否定せずに「今辛いんだね」と自分で共感してあげればいいのです。


「自分の味方は自分。」
実はこの言葉は前にある人からメールでいただいてたのですけど、今やっと意味が分かりました。
すみません。反応が遅くて。(^_^;)

「自分を一番知ってるのは自分ですし、生まれた時からずっと自分の味方をしてくれてるのも自分ですよ」

そう書いてありました。(勝手にここに引用しちゃったわ、事後承諾ってことで
悟ってるんだなあ。

いい感情も悪い感情も否定せずに受け入れて、自分を認めてあげる。
そうすることでいい方向、プラスの方向へいくことができるのだと。

また他の機会にリズ山崎さんの本のことをきちんと書きたいと思います。


ところで今の私は、治療前の生活と全然違う生活のようです。

なんというか、結論から言うとラクです。ストレスがあまりないです。

だって園芸と畑しかしてない(笑) 厳密に言うと家事もしてますけどね(^_^;)

自分のやりたいことしかしてないんです。こんな生活はまったく健康だったら贅沢だと思って罪悪感で出来ないでしょう。

幸せなのに罪悪感を感じることはない、とリズ山崎さんの本に書いてありましたけどね。


この間、友達と話したんですけど、今の私は、
「雲を食べてる仙人のような生活」と言われました。 褒め言葉でですよ。

その友人も手術を控えてて、自分も仙人生活を目指す、と言ってました。

まあ目指したわけじゃなくて自然に気がついたらこういう生活になってたんですけどね。

いつまでもこの生活が続くわけじゃないけど、仙人生活を楽しめる期間は楽しもうと思います。

おしりに火がつきゃ、嫌でももっと外に働きに出ると思います(^_^;)


仙人生活の間にもっと精神面でのレベルアップも出来たらいいと思ってます。

いつもつまらないことにこだわりすぎだからです。

偽善者って言葉がありますけど、
自分もやはり人目を気にして偽善的に振舞うことが多々あります。
でも去年から今に至って、ちょっと弱者的な位置にいると、はっきり嫌な態度で接してこられるより偽善者のほうがたちが悪いかな、と思いました。
普段嫌な態度が出てる人は、分かりやすいので(笑)

優しいフリ、いい人のフリというのは透けて見えてしまうんです。
そんな偽物の優しさなんて心に響かないし。
こういうのって自分だけじゃなくて友人の周りとかにもわりといるものです。
絶対的に自分は正しいと信じてる者の鋭いナイフは嫌な感触で刺さりますね。
(あら、また吐き出しブログになりつつある? 笑)

そんなものに傷つく必要はないのです。
これもリズ山崎さんの本にありましたけど、被害者と言うのは自分で勝手に被害者になっているのだ、と。
なので気に病む自分にも問題があり。

重く受け止めないでさらっと流せば。
私の場合、悔しいから表面は平気なフリ!というパターンが多いかもしれませんが。
悔しいエネルギーも実は無駄なエネルギーだから、別のいいものに使うようにしましょう。

暑くて外に長時間いるのも困難な夏。
いつも真夏は本を読みたくなります。仙人なりそこないの身分はせめて書物から少しずつ学ぼうと思います。

でも最近は皆さんのブログやコメントから学んでいますね。


眠れず、不意に書き出した今回の文章です。
あとで読み返して、また削除なんてことのないように(^_^;)

 





ハーブ

2008-07-11 20:48:05 | ホリスティックなやり方
画像はタイムです。わいるどさんのコメントによりハーブをちょっと書いてみますね。
いずれ書こうと思っていたので(*^_^*)

ガーデニングを始めた頃からハーブも育ててましたが、けっこう奥が深いですね。

効能は単にリラックスだけじゃないんですよ。


医薬品とハーブの考え方の違いを植木鉢の植物を例に書きます。

人間を土に植わった植物とみなすと、植物につく害虫は病原菌にあたります。
ここで農薬を使って害虫を退治するのが抗生物質の考え方です。
(C肝治療ではIFNですね)
また枝や葉の一部が病気になった時に摘み取ってしまうのが手術に当たります。

一方ハーブ療法では土の状態、つまり人間の体質や体調をよくするという観点でのアプローチになります。
農薬を使わなくても土壌を改良すれば虫がつかないようになります。
また逆に農薬に使いすぎると土壌の質が堕ちてしまい作物の成長に影響がでてしまします。
医薬品は攻撃的な発想であり、自然療法は養生の思想であります。
(西洋医学が悪いといっているわけではありません)

したがってこの二つは働きかけるレベルがちがうので、併用しても基本的に害はなく、弱い面を補い合う関係になるのです。

    「ハーブで元気」林 真一郎 著 より


確かに抗生物質を使いすぎると耐性ができてしまいますね。
あとむやみに解熱剤やらを使わないほうがいいとは言われてますよね。
せっかく自然治癒力で治そうとしてる力を阻害しては、体が弱くなる一方になってしまうのでしょう。
ただどうしても西洋学の薬を使わなければならない時は、素直に使いますよ。
今の私で言えば甲状腺のメルカゾールはちゃんと飲んでますよ(^_^;)


ハーブは基本的に薬と併用してもいいのですが、一部併用すると薬効が落ちてしまう場合もあります。

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)は強心薬、気管支拡張剤、免疫抑制剤、抗HIV薬など他多数の薬と併用するとその薬の薬効が落ちてしまうそうです。

他には私は知らないのですが。。お医者様に聞いてからハーブと薬を併用したらいいと思います。

私は庭で育ててるハーブ(タイム、バジル、ローズマリー、ミントなど)についてはいちいち聞いてないですけどね。
そのへんは大丈夫でしょう。セージの植えられた家は病人が出ない、など名言?もありますね。

ハーブは抗酸化作用があります。
酸化って人間の体で起きると老化になりますね。それにガンなどの原因にも。
ハーブで酸化を防ぐといいですね。
老化を防ぐと言えばまず頭に浮かぶのはローズマリーですけど。
若返りのハーブと言われているんです。
ポテトといっしょにフライパンで炒めて食べたりしますよ。

人間の体は自律神経系、内分泌(ホルモン)系、免疫系という3つのシステムを働かせることで心と体もある一定の状態に保ちます。
これが崩れた時はそれを回復する力が働きます。
この力のことを自然治癒力といいますが、ハーブの有効成分を摂取したり、香りをかぐことで免疫力(自然治癒力)を増強することが出来ます。


           

ハーブティで得られるのは水溶性の成分です。
体内に吸収されたあとは速やかに尿中に排出されます。
なので一度に多く飲むのではなく、何時間かおきに定期的に服用することが効果的です。(画像は青汁によく使われるケール)

ただ、ハーブも合う合わないがあるので、かゆみなどが出たらそのハーブは中止したほうがいいそうです。

針の先生によれば、人間の体は胃腸が肝心。
胃腸が元気なら他の臓器も元気になるのだとか。肝臓のためにも胃腸を元気にしましょう。

ペパーミントは消化器系にパワーを与えてくれます。消化器の滞りを一気に解消してくれるのですって。
これからの季節はミントティが美味しいですよ。
ハーブティは必ず沸かしたての湯を注ぎ、ふたをして蒸らしてから、お飲みくださいね。


   



自己インターフェロン

2008-07-08 12:13:29 | ホリスティックなやり方
 

写真はエキナセア。免疫の砦と言われるハーブです。

きょうはちょっとお勉強で(^_^;)

インターフェロンって人間の体内にもともとあるものだって皆さんご存知ですよね。
私たちが打っていたインターフェロンは遺伝子操作で人工的に培養させたもの。
なので簡単に言えば体内のインターフェロンに比べ緻密さにかけるので、大変な副作用が起こるのですね。
いわば異物のようなものですから。

さて免疫力と言えば白血球。
白血球は好中球、好酸球、リンパ球などに分かれますね。

さらにリンパ球は 「T細胞」「B細胞」「NK細胞」に分かれます。
T細胞とK細胞の両方の性質を持つNKT細胞というのもあるそうです。

これらの働きについて。
C肝ウイルスが侵入すると、樹状細胞とC肝ウイルスに感染した肝細胞から、NK細胞、NKT細胞を活性化させる信号を発すると同時に、肝細胞内でウイルスが増殖できないようにする信号を発します。

この信号が自己インターフェロンです。

活性化したNK細胞、NKT細胞はウイルスに感染した細胞ごと攻撃、破壊します。
この攻撃でも退治できない時、樹状細胞はT細胞に指令を出します。

T細胞の指揮官がヘルパーT細胞です。
ヘルパーT細胞はキラー細胞に指令を出し、ウイルスに感染した肝細胞を攻撃させます。
さらにB細胞にも指令を出します。
B細胞というのは抗体というたんぱく質を作り、これを抗原(侵入者)であるウイルスに絡みつかせてウイルスの活動を封じます。

そしてウイルスが完全に退治されるめどが立つと、サプレッサーT細胞が、「攻撃中止」の命令を下す。

こういう連係プレーだそうです。
ずいぶんはしょった文章ですが(^_^;) 

人間の体ってこんな見事な連係プレーでウイルスから守られているのですね。


ではなぜ人工的なインターフェロンを注射するのか?


それはC肝ウイルスがかなりの曲者だからです。


C肝ウイルスは樹状細胞に目潰しをくらわせ機能を低下させてしまいます。

信号を発する自己インターフェロンを阻害しますから、NK細胞は元気に活動できません。
ウイルスを攻撃するはずのキラーT細胞に命令を出せない。

生き残るためにいろいろ悪さをするのですね、C肝ウイルスは。



私のリンパ球もこんなわけで眠っているのですね。
攻撃をサボって(^_^;)
起きろってば。


画像のエキナセアですが、これの効用はインターフェロンの活性化です。

でもティーで飲んでいるだけでは、風邪が引きにくくなったくらいでとどまりますね(^_^;)

医者に言ったら、中途半端に活性化させるとかえって逆効果になる恐れも、、と。

今はホリスティック医学の専門家の処方で免疫力アップの煎じ薬を飲んでいますが。
傷ついた肝細胞を修復する効果もあるとか。
現在エコーで見る限りだと肝臓はきれいだと言われますね。

健康食品は私も仕事で少々扱っていたこともあり、なんでも飛びつけばいいとは思っていません。

体にいいには違いないですけど、ピタリと合えば治る人は治る、くらいに思っていればいいんじゃないかと。