Nature d'eau

日々の思いをつづる

血液クレンジングに思うこと

2019-11-17 12:18:21 | ホリスティックなやり方

少し前、血液クレンジングなるものが話題になりましたね。

芸能人や著名人がSNSで紹介してましたし、

様々な病気に効くようなことを謳って問題になりました。

私はインターフェロンで効果なく、それにバセドー病発症もあって

積極的は肝炎治療はせず、いわゆるエセ医学と言われそうなものに頼っていました。

(あえて言われそう、と書いておきます。まったくのエセとも言い切れないので)

なので、今も肝炎が治っていなかったら

血液クレンジングをどう思ったでしょう。

何でもかんでもエセ医学、トンデモ医療に手を出していたわけではないんですが、、

いくら自己責任とはいえ

大事な自分の体、取り返しのつかなくなるような変なものには

手を出さなかったつもり。これも基準はあいまいですが。

自分の体感や、具体的な検査数値で判断していた、というしかありません。

 

でも「血液」というワードには敏感ですよ。肝炎だもの。

血液クレンジングを扱う機関では、効果を謳っている病気の中に

「肝炎」と書いてあるものもありました。

確かに血中に肝炎ウイルスがいるわけですから、血液をクレンジングしてくれるというなら

すがりたくなるかもしれません。

藁をも掴む気持ちで頼りたくなったかもしれません。

 

ですが、効果がないだけならいいですが(よくはないですが!)

新たな感染症を招く可能性もあります。

患者の治りたい気持ちにつけこむような、

そんなあおるような拡散はやはり良くないです。

SNSで拡散していた芸能人を見ると、そう深く考えてなさそうな人ばかり。

ネットでいろいろな情報を集めやすい時代ですが

そのチョイスは各々慎重になっていかなければならないと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 


花から「気」が。。

2009-05-04 21:09:55 | ホリスティックなやり方
思わぬ素敵なプレゼント。生花のプレゼントです。

私は実はあまり切り花は扱ったことはないのです。

根のついている植物は成長する。

けれど、切り花は、



雑誌で見かけてわりと好きなフラワーアーティストのいとうあつこさんの言葉をお借りすると、

切り花のアレンジは「旬」な状態から命のカウントダウンが始まるような緊張感がある

まさにそのとおりで、生命の終息に向かうもの、という気がしていたのです。

でもいただけるものならとても嬉しい(ゲンキンデスネ


お花が到着したのはザーザー降りの雨の日。

なんにもやる気が起きない日でダラダラしておりました。

生花が届いて、さあ、命のカウントダウンだから急いで活けて眺めなくては、、

と自己流で活け始めました。


       



不思議なことに何かが感じるのです。

意識してないのに、体が元気になるような、気分がよくなるような。

気持ちはだいぶ明るくなりました。

きれいな色のお花ばかり選んでくれたから、なおいっそうそう感じるのでしょう。

送ってくれた方は以前から色の好みが同じだと思っていたので、

より感じるものが大きかった。



私は生きているお花は根がついているもの、という固定概念がありましたが、

そうではない。



根から切取られていても、今確かにこの花は生きている。


そう感じました。


   



生きて、何かの「気」を盛んに送ってくれている。


切り花の威力を実感した日でした。



どうもありがとう。



気づかせてくれてどうもありがとう。



      





      





話したり、書いたり

2009-02-17 20:21:09 | ホリスティックなやり方

少し前のことですが。

最近はブログのアップはPCでしますが、見るのはもっぱら携帯で(^_^;)

見すぎて頭痛がしてきて、かかりつけの内科の先生にも話しました。

ここの先生、F先生としておきますが、ちょっと風変わりな感じがあって、
でもとても人気があるのです。神経内科、内科なのでいろんな世代の患者さんが来ています。

いつもすごく混んでいますが、その日は珍しく空いていたので、少し話をしました。

私が肝炎でIFNをやってバセドー病になった経過も全部知っています。

その後、色々東洋医学的なことをやっていることも話してあります。

そのおかげでこの2年、風邪もインフルエンザもぜんぜん引きません、と言うと、

「それはいいことだから、やっていたほうがいいよ」と。

NK細胞が活発になって、、とかサイトカインが、、とか聞き覚えのある言葉が出てきて、そういう話が出来る先生なのですね。

「こういう風に話すこともいいんだよ」と突然。

胸に溜め込んでないで、吐き出すことがいいのだと。さすが神経内科。

じゃあ、ブログを書くのもいいことなんですね、と私。
(私がブログを書いてることも知ってます。アドレスまでは教えてませんが 

前にも診察中に話してて、笑い声をあげたら
「そうやって笑って免疫力を上げるんだよ」とも言ってました。


私のこのブログは吐き出しブログ、と言ってますが、

それはまあ、その通りですが、恨み言ブログと言っていたのはちょっと違う気がしてきました。

これはただ事実を書き続けたに過ぎない。これも一患者の記録だと。

これを読んでこれから治療を受ける人が不安になるかもしれない、と心配していましたが、脅かしで書いているのではないので、それは読み手の判断に任せればいいのだと思うようになりました。

もし私だったら、IFN治療を受ける、と自分で決めたら決意は揺るがないし、

こういう記録を読んでもそれは一つの参考にするまで。

世間ではIFNの治療を今もやっている以上、私のようなケースは少数ながらまだこれからも出てきます。

その一例として、自分のケースを抹殺されてしまうのが嫌だった。

そういう例も受け止め、今後の改良に繋げて欲しい。

そういうのが肝炎患者全体の救済だと思う。


これを今まで読み続けて、理解してくれた人もいる。そうっと読み続けてくれた人がいる。

なので書いてよかった、と思っています。





Home Sweet Home - YUKI (HD)



漢方よもやま話

「冬は平静に、落ち着いて慎み、辛抱強く春を待つべし」

寒い冬を越す忍耐力、辛抱強さが人間生活の中で一番重要なことだと。
冬は「腎」と関係が深く、腎を痛めた時は黒米、黒豆他、未精白穀物をいただくと良いのだそうです。





花粉対策とリンパ球のお話

2009-02-02 22:37:20 | ホリスティックなやり方
花粉が飛び始めました。

私は免疫力を上げるためのことをやり始めてから花粉症もずいぶん軽くなってます。

が、ぜんぜん平気~ってわけではないのでそれなりの対策はかかせません。

花粉症に使われるハーブはネトルが代表です。キーワードは「血液の見張り番」浄血ですね。

それに鼻の通りがスッキリするミントなどがブレンドされることが多いようです。

「免疫の砦」と言われるエキナセアがブレンドされることもありますね。

以前に書いたようにインターフェロン活性のハーブなので我々には一石二鳥かも。

花粉症で充血したり鼻水が出るのは、洗い流そうという体の正常な反応。

むやみに抗アレルギー薬で抑えることはよくない、という免疫学者さんのお話です。

飲み続けている限り、体の免疫力を抑えてしまうので、さらに治りにくくなる。

とはいえあまりに辛い時は一時的にでも薬で抑えて、楽になることもいいと思いますケドネ。


表ブログの方に花粉グッズのアフィリを貼っておきましたのでそちらを参考にごらんになってください。


ところで、花粉症と言えば、リンパ球の過剰な状態?

白血球の分類でリンパ球や顆粒球と言う言葉を聞いたことがありませんか。

健康な人の白血球の割合はリンパ球35~41%、顆粒球50~65%くらいです。

リンパ球が多いというのは免疫力が高いということになりますが、

高すぎてもアレルギー体質になります。。

それにリンパ球が多すぎるとリラックス過剰状態で血管は開きっぱなし、かえって血流が悪くなる、というケースもあるそうです。

なので何でもバランスというものは大切。↑に示したパーセンテージが理想的です。
世界的免疫学者 阿保 徹さんの本を参照に書きました。

免疫力強化、というより免疫力調整と言ったほうがいいのでしょうかね。

これは病院の採血時にお願いすれば調べられます。

私も何度か自分のを調べたことがあります。自分でお願いしたわけじゃないですが。

とにかくリンパ球20~30%でもちょっとした病気になりやすい、とのことなので、もっと自分の大事なリンパ球を守る医療が主流になって欲しい。

これはほんとに大事なことです。









優しい時間

2009-01-28 19:38:01 | ホリスティックなやり方
疲れた人へ。   ちょっと一息。
寒くて庭に出るのもめっきり減ったこのごろ。ドライハーブのティを入れてみました。

私はハーブをはじめ植物が好きです。癒しになる、と言います。

が、、、


これから書くことは恨み言や愚痴ではないので誤解しないでくださいね。

IFN中断後、バセドー病が分かった時は薬に裏切られた思いで絶望しました。

もう肝炎も治る道がない、甲状腺の病気って治るの?と。

そんなときは庭のきれいな花も何の慰めにもなりません。

瞳に写っていても目には花など見えていないのです。

あまりのショックの時は、花を愛でる余裕などないのです。


少しずつ時が過ぎ、少しずつ自分で落ち着きを取り戻し、音楽を聴きながら笑顔を取り戻した日々。


そんな立ち直る過程の時に、ようやく花を見つめる余裕を取り戻していきました。


立ち直るのは自分の心。 それを手助けをしてくれる役目が植物だったのです。

ブログの更新のために写真を撮り、白いモッコウバラがたくさん咲いているのに感動する。

そんな日々を送りながら、体もゆっくりと回復を辿ったようです。

植物がなければ、たぶんもっと空虚だったでしょうね。今も。。


体も心も同じくらい大切です。体だけ元気でもそれは元気とはいえないですね。

心が元気なら、それに体もついてくることもあるかもしれない。


ホリスティック。 直訳すると全体的な、という意味らしいけど、まさに治療はホリスティック。

副作用でくるしんでいる体は癒されますよう。

本来の自然治癒力が失われることのないように。

 

          

本日の作業。寄せ植えを3つほど。

ビオラ オレンジコアラをワイルドストロベリーなどと寄せ植え。

窮屈なポットから出して、植えなおしてあげると花も喜んでいるようです。