Nature d'eau

日々の思いをつづる

2009-05-08 12:52:49 | 回想
一年以上かけて書いてきました。 

う~ん、ロベリアさんお疲れさま。HNをいくつか持ってると、ちょっと多重人格気分です^^;

ゴメンよぉ、、辛い役割を与えてねー。っと自分の中のロベリアさんを労う。

でもおかげで別のブログでも、実生活でも普通に振舞えた。

傍目に見れば、健康そうでたいした悩みも持ってない人間に見えるでしょうね。


先日あるかたとスカイプ越しに会話して、光と影、プラスとマイナスについてを聞きました。

光があれば、必ず影が出来る。プラスがあれば必ずマイナスも存在する。

聞く前から自分でもそう思っていたので(そういうテーマも書きましたね)すんなりと納得できました。

プラスがよくて、マイナスがいけない、ということはない。どちらもあって当たり前だという言葉に力を得ました。


ここは個人的な嘆きだけを言いたくて書き続けたわけではありません。

IFN治療、5割?6割?の人が効き目があったとして、IFNが効かない(あるいは出来ない)人に有効な薬は?

今の時点だと、対症療法しかなく、ウイルスごと生きていくことを強いられますね。

6割ばかりクローズアップして(光)、そうではない4割(影)のことは?他の治療法の開発、承認は?

IFN後の副作用、後遺症で苦しんでいる人のことは?

ご存知の通り、私のケースも副作用救済制度には該当しません。

そんなに国は面倒見切れない、と言ってしまえばそれまでですけどね。。


私も自分のお金をかなり使って、代替医療を今やってますよ。(いつまで続くか。。)

そして本来の体の仕組みについて、よく本を読むようになった。



IFN中断から、もう2年以上たちました。

さすがに当時のことは記憶が薄れてきています。

うまくいかなった治療のことなど忘れてしまえばいい? でもそうでもないんです。


うまくいえないけれど忘れてはいけないような。



どこかひねくれている私は同じ病気の人との交流などまっぴら、という気持ちでいました。

お仲間アンテナのブログは拝見してましたが、ただ見てるだけ。

けれど共感できそうな人のブログに書き込みをするようになりました。

肝炎治療日記を書くということは思いもせず。。

なので、勝手なことを言わせてもらえれば、書き込みをさせてもらっていた人のブログが自分のIFN治療の記録です。

時折読み返すと、当時のリアルな心情が蘇ります。

あの時は私も治療でウイルスを消したいと、皆さんと同じ気持ちでした。

同士がいる、ということは心強いと初めて思いました。

肝炎の人との交流はこれが初めてでしたから。ひねくれていた自分のことを恥じる思いでした。

あの場はいい空気が流れていたのだと思います。

副作用の毎日でも何かいいことを探そうと思え、これだけ頑張っている自分がいる、その事実が幸せでした。


副作用に苦しんでいた日々が幸せに思えるなんて。。。


あの頃の自分の気持ちも忘れてはいけないんです。

そりゃあ、治療を全うできればもっと良かったけれど、たった24週でも同じ思いを共有できた。

それも一つの「糧」なんです。


ああいう必死さはIFN治療でなければなかなか出てきませんね。

24週の間に何か気付いたことももちろんあり、自分を見つめなおす機会にもなりました。


今後も時折、当時を振り返り、その時の自分を失わないよう。。





これでこのブログはひとまず終了です。

前半前置きがくどくど長くてすみませんでした。

必死で書いた思いは、できるだけ伝わって欲しい、ずっとそう思って書いてました。


では、さようなら。こんな拙いブログを読んでくれてありがとうございます。







花 ORANGE RANGE



書いてよかった?

2009-05-07 08:32:03 | 肝炎
このブログ、次回を書いて放置しようと思います。

終了ではなくて放置。今後書きたいこと書くべきことがあればたまに書くかもしれないので。


もう充分肝炎について見つめた。

今だ自分にとっての有効な治療法は出てこないけど、気にせずに過ごせる状態は自分で模索して試して保っていく。


自分の肝炎、IFN治療については書きつくしたのか?

ここに書いたことは本音とはいえ、ほんの一部です。

毎日思うことはあるけど、書けないままのつぶやきも多かった。


世の中の何かかが変わるわけではないけど訴えずにはいられない。

軸はそれで、ただの嘆きだけを書いたつもりはないです。

これを書いて、普通の人が肝炎治療について知らなかったことを少し知ってもらえた、それだけでもいいんです。


人生、無駄なことはない。  その言葉は本当だけど、高尚過ぎて

自分には「無駄なことも必要だよ」そのくらいにしておきます。



大きな流れの中、自分は違うところにいる。

このブログの記事で、
前向きと思われる文章だけを良しとして、4月17日の日記のような内容は単なる悲観的な内容とするとしたら、
それはちょっと違います。

あの文に込められた意味をいったい何人の人が読み取ってくれたかしらね?



落ち込んで立ち直るのも自分で、思い悩んでいる最中にいきなり結論を突きつけられても心には響かないもの。

最初から頭では理解してるけど、心の中で葛藤してる最中なら。。

自分でとことん考え抜いて、そうしてやっと立ち直り、明日のことを考えられるようになる。

ここではそういう心の動きを書き続けていました。



1年以上書いてると同じような内容の繰り返しにもなるけど、

それでもいいからずっと訴え続けたかった。

このブログ、書くのにけっこうエネルギーを使います。嫌な疲労感はないですよ。

これを読んでくれた人で、その人は肝炎ではないけれど、

「拝見していると息づかいまで伝わってきます」そう言ってくれて、そこまで真剣に読み取ってくれたのか、、とじんと来ました。


また、以前にも書いたけど、「自分では到底分からないことを簡単に分かる、とは言いたくないのです」そう言ってもらえるのも嬉しかった。

こういうブログを書くということは、

そういう気持ちでそっと見てくれるのも心強いです。


充分この肝炎については悩み苦しんで見つめました。


書かせてくれてありがとうございます。
















花から「気」が。。

2009-05-04 21:09:55 | ホリスティックなやり方
思わぬ素敵なプレゼント。生花のプレゼントです。

私は実はあまり切り花は扱ったことはないのです。

根のついている植物は成長する。

けれど、切り花は、



雑誌で見かけてわりと好きなフラワーアーティストのいとうあつこさんの言葉をお借りすると、

切り花のアレンジは「旬」な状態から命のカウントダウンが始まるような緊張感がある

まさにそのとおりで、生命の終息に向かうもの、という気がしていたのです。

でもいただけるものならとても嬉しい(ゲンキンデスネ


お花が到着したのはザーザー降りの雨の日。

なんにもやる気が起きない日でダラダラしておりました。

生花が届いて、さあ、命のカウントダウンだから急いで活けて眺めなくては、、

と自己流で活け始めました。


       



不思議なことに何かが感じるのです。

意識してないのに、体が元気になるような、気分がよくなるような。

気持ちはだいぶ明るくなりました。

きれいな色のお花ばかり選んでくれたから、なおいっそうそう感じるのでしょう。

送ってくれた方は以前から色の好みが同じだと思っていたので、

より感じるものが大きかった。



私は生きているお花は根がついているもの、という固定概念がありましたが、

そうではない。



根から切取られていても、今確かにこの花は生きている。


そう感じました。


   



生きて、何かの「気」を盛んに送ってくれている。


切り花の威力を実感した日でした。



どうもありがとう。



気づかせてくれてどうもありがとう。