Nature d'eau

日々の思いをつづる

優しい時間

2009-01-28 19:38:01 | ホリスティックなやり方
疲れた人へ。   ちょっと一息。
寒くて庭に出るのもめっきり減ったこのごろ。ドライハーブのティを入れてみました。

私はハーブをはじめ植物が好きです。癒しになる、と言います。

が、、、


これから書くことは恨み言や愚痴ではないので誤解しないでくださいね。

IFN中断後、バセドー病が分かった時は薬に裏切られた思いで絶望しました。

もう肝炎も治る道がない、甲状腺の病気って治るの?と。

そんなときは庭のきれいな花も何の慰めにもなりません。

瞳に写っていても目には花など見えていないのです。

あまりのショックの時は、花を愛でる余裕などないのです。


少しずつ時が過ぎ、少しずつ自分で落ち着きを取り戻し、音楽を聴きながら笑顔を取り戻した日々。


そんな立ち直る過程の時に、ようやく花を見つめる余裕を取り戻していきました。


立ち直るのは自分の心。 それを手助けをしてくれる役目が植物だったのです。

ブログの更新のために写真を撮り、白いモッコウバラがたくさん咲いているのに感動する。

そんな日々を送りながら、体もゆっくりと回復を辿ったようです。

植物がなければ、たぶんもっと空虚だったでしょうね。今も。。


体も心も同じくらい大切です。体だけ元気でもそれは元気とはいえないですね。

心が元気なら、それに体もついてくることもあるかもしれない。


ホリスティック。 直訳すると全体的な、という意味らしいけど、まさに治療はホリスティック。

副作用でくるしんでいる体は癒されますよう。

本来の自然治癒力が失われることのないように。

 

          

本日の作業。寄せ植えを3つほど。

ビオラ オレンジコアラをワイルドストロベリーなどと寄せ植え。

窮屈なポットから出して、植えなおしてあげると花も喜んでいるようです。















誠実な言葉(カミングアウト2)

2009-01-23 16:25:18 | 肝炎
肝炎について理解して欲しいから、実は前から、少しずつ表ブログの友達にこのブログの存在を明かしてます。


園芸で知り合ったブログの友達。でもその後実際に会うこともあるので、出会いはネットでもリアル友達に発展してますね。

ブログでも人柄はわかるものですが、実際にあって話してみると、もっとよく分かる。

そんな友達に、これを読んでもらいました。

肝炎について、「IFNすれば治るものだと思ってた」、とか普通の人はそう思うのか、とこちらも参考になります。

その中の一人に、「果たしてロベリアさんを苦しめているモノを理解出来たかというと正直、まだ??がいっぱいです。でも何も言えない、出来ない私を許してね……。」とあって。

その人から見た私についての感想を言ってくれて、「これからもそういう人だと思ってるから、それでもいいかな?」

私も申し訳なさでいっぱいになりました。

いきなりヘビィなテーマを突きつけてゴメンネ。。

それ以降もカミングアウトをしてますが、

「私の辛さを分かってほしいというんじゃないんです。この病気について正しい理解をして欲しいのです。」

と付け加えるようにしました。


その後も「解りません」という言葉を頂きました。


でもこれは、突き放した解らないでは無くて、自分が到底理解出来ない事を軽々しく「解る」とは言いたくないのです


ということです。


これほど誠実な言葉があるでしょうか。


人の苦しみを100%理解できることはありません。

私だって他人の苦しみは正確には分かりません。

たまに「わかるよ」とコメントにも書いて仕舞ったりしますが、励ましたい思いでつい、、でも慎重に使うべき言葉ですね。ごめんね。(誰に謝ってるの?^^;)


病気ではない人たちが、自分以上に慎重に振舞っている。

そう、病気以外でも人は何かを抱えているものですよね。


カミングアウトについて

私がまだ治療中に、私のことを「膠原病?」と聞いてきた人がいて、

私は肝炎と感づかれるよりも、その方がいいかな、と思いうやむやに返事をしておきました。

そうしたら、「あの人は(膠原病だから)ステロイドでも打ってるんでしょうね」って人に言ってると聞いて。

おいおい、、、

悪気はないけど、そういう暴走癖のある人もいます。

そういう人は距離を置くに限りますね。悪気がない分、治りませんから。


でもいい人の方が圧倒的に多いです。

人を陥れることなんて絶対にしない。


自分のやってること、間違いも多いし、失敗も多い。

でも修正しながら、なんとか軌道を外れないように。(してるつもり 笑)

本道よりもわき道を走ってるようなところもありますが(^_^;)



ちっぽけな勇気 〔FUNKY MONKEY BABYS〕



追記

「肝炎?それがどうなの。他の病気と変わらないじゃない」と特に重々しく取らなかった友達にも、ほっとするものがありました。





野性の夜に

2009-01-21 22:20:54 | Weblog
私が肝炎と分かった頃かな?

フランス映画でエイズをテーマにした「野性の夜に」というのがありました。

主演、監督はシリル・コラール。ご自身がエイズで、この映画がセザール賞を受賞したのですが、授賞式の3日前にエイズでこの世を去ってます。

同じ血液感染の病気ということで、当時エイズにも興味がありました。

この映画は劇場で観ましたが、たくさん観客が入っていたのを覚えています。

うら若き20代乙女(^_^;)だった私は、肝炎が発覚し、この先の長い人生どうなるんだろう、、と重い気持ちを背負ってました。

今より感受性も強く、色々な思いをめぐらしながら、野性の夜に、を観たんだろうなあ。

だろうなあ、、っていうのは、やはり長い月日が過ぎ、本当に遠い日の記憶、

なんです。

まるで、前世のような気さえするような(笑)遠い記憶。


YouTubeでこの[野性の夜に]の動画を探したんですが、残念ながらなくて、

その頃やはり観た「ポンヌフの恋人」を。

これもフランス映画。若きジュリエット・ビノシュが可愛い。





ポンヌフの恋人






あるがまま

2009-01-20 08:32:55 | つぶやき
自分が正しいって信じて疑わないのも困りますけど

何かあったとき、自分ばかり悪い、と思い込むのも同じくらいいけないことだったんですよね。

反省するのとは違い、自分を否定してしまうのも、心をおかしくしてしまう。

本にも書いてあったけど、「引っかかるものがあるときは、そのファーストインプレッションに従えばよい」


自分の感じたまま、信じるものは信じていい、不信に感じたものがあっても、それは安易に疑心暗鬼、とは言い切れない。


まさに、あるがまま、    そのとおりだった。


こういう内容のブログを書いてると、時折自分の考え方が悪いのではないか、

と思い、困ったことがおきてもそれは自分が悪かった、と追い込んでしまい、

救いのない袋小路行き???



「まやかし」と「本物」を間違えてはいけない。

いつかここにも書いたけど、「優しいふり、というのは透けて見えてしまう」

口先で素晴らしいことを言ってても、行動が伴ってない、なんてことは見えるしなあ。

口で厳しいことを言ってても、それは思いやりから出た言葉、ということもあるし。

本当の優しさを見間違わないで、それに感謝していきたい。


本当の優しさをくれた人たち、ありがとうございます

そこのところ、幸せです(^^♪



Thank You! by Home Made Kazoku (bleach ost)