ブログ人 mnishii

mnishiiのhand made生活と旅行記録

チェンバロの音色に染まる博物館

2017年07月05日 | まち歩き
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札幌に来ると必ず立ち寄る場所があります。

北大博物館。。。その一番奥の部屋から聞こえてくる音色。。。毎週水曜日の午後にひらかれる チェンバロのミニコンサートです。

ボランティア奏者のNさんは毎回 、曲目の作者と そのエピソードを交えて‥指先軽やかに弾いて下さいます。この日はクープランの「編み物をする女達」他‥中世ベルサイユ宮殿の生活を想像しながら‥マリーアントワネットの気分!

イタリア様式のチェンバロです。2004年の大型台風で倒れたポプラの木から作られました。

弦が張られた胴体部分の共鳴穴‥ローズウインドです。装飾が素敵です。

鍵盤上側面にラテン語で銘文が刻まれています。
訳: 「ポプラの古の大志 札幌の地に育まれ
2004年 嵐によって倒れ 2006年 ここに蘇る」


耐震改修工事を済ませ、昨年夏にリニューアルオープンした博物館です。古い重厚な部分を生かし保存された中央部階段。

どれ程の人が踏み締めたのでしょう⁈石の階段は磨り減り‥歴史を感じます。

恐竜化石の展示も迫力あります。‥etc

学び舎としての空間は、その志と共に 歴史の中で大切に受け継がれ‥
そこには不思議な時間が流れています。

一歩 足を踏入れるだけで‥標本箱の縦軸な世界観を 、自分目線で感じる事が出来ます。(必見)




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コメント (1)
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