ブログ人 mnishii

mnishiiのhand made生活と旅行記録

黒実柿と花籠

2020年10月22日 | 季節の風景
*

ご近所さんから頂きました。
初めて見る容姿‥「黒実柿」だそうです。

「傷んでいる訳じゃないからね」と言われないと食べるのに勇気が要りました。


切り口には黒色斑点。甘みも硬さも丁度良い。
外見の渋さにも趣があると思いました。

残りの3個を眺めて‥鑑賞物として飾ろう
と思い、道端で摘んだ草花と置いてみました。

セイタカアワダチソウ・アベリアのがく・
ヤブ蘭・水引き・ホトトギス・蔦カズラ


花籠は野沢温泉村の「あけび細工」
長野に住む叔父が買ってくれた物です。

毎年リンゴの総取りを手伝いに行くと、そのご褒美に温泉に連れて行ってくれました。
温泉街の民芸店で 手にとって見ていた花籠を
「欲しいのか?」と言って‥まるで幼かった頃の私に菓子でも買い与えるかの様に‥ほろ酔い機嫌の叔父の笑顔でした。






その叔父ともこの春 淋しい別れをしました。
外出自粛期間中で 遠くから最期を見送るしか
なく心残りでした。





それが今頃になって 叔父の笑顔が浮かんできました。幾重にも‥


秋は 人の思い出を連れて来てくれます。



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コメント (1)
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