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ご先祖さまへの道案内として
灯籠の並び蝋燭をイメージして
作りました。(昨年夏の作品)
幼い頃 お盆は特別な行事でした。
毎年その時期になると過ごしていた
母の実家 長野で迎えるお盆でした。
入り盆には浴衣を着せてもらい、提灯を
持ちながらお墓へ‥夜に出かけるという
非日常のトキメキ感と
聖地に踏み入る神妙な気分
ご先祖様というオバケ的妄想に怖がり‥
良い子になる事も誓った覚えがあります。
親戚が集まる嬉しさと
断片的に聞こえた祖父母の声や
叔父達の会話‥
すべてが特別に優しい時間だったと
思います。
遠い昔の微かな記憶を繋ぎながら
一人でお盆を過ごします。
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