ブログ人 mnishii

mnishiiのhand made生活と旅行記録

昭和ニットなセーター今再び

2025年03月01日 | リサイクル、リフォーム、リメイク
*

昔々 私が小学生の頃に編んで貰った‥

母の遺品から出てきたセーターです。


家庭用編み機が全盛期だった昭和30年代

ジャーッとする機械音を耳が覚えています。


かなり手の込んだ大作だと思い
今迄遺していましたが、そろそろ
 最期は私の手で始末しようと。。

 一目をほどき始めました。


母のこだわりは「All wool」素材。

小さくなったら編み返しが効くから

(昔はそうやって物を最期まで
       使いきったもんです)

でもさすがに、編み込みセーターだけは
   崩せなかった様です。

一目でも間違えると‥そこまでの目数を
 惜し気もなく解いてしまう母の性格は
 几帳面そのもの。。私とは真逆でした。

そんな苦労の末に出来たセーターの
  貴重さだけはずっと持ち続けて、
今の私は母の遺品を惜しんでいます。

着るには少し小さいサイズのセーターを
     分割してみました。
ラグラン袖は肩幅がサイズレスなので
スヌードとしてファションアイテムに。


胴部分は逆さまにしてゴム編み部分
     を上↑にして腹巻き風。


袖部分はハンドウォーマーに。


今冬の寒さには
欠かせないグッズとして活躍しました。


別の一枚は袖と胴部分がかなり磨耗
していたので、編み込み部分のみを
ネックウォーマー風ミニショールに
  襟元を飾ります。




母の祥月でもあった2月に

 母の温もりを感じながらの作業は

懐かしみながら

 幸せを感じた時間でもありました。




*****


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝だけ散歩 | トップ |   
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (御堂筋沿線OL)
2025-03-01 21:39:58
お母さまから娘さまに引き継がれているのは物を大切にする心、物を生かし活かす力。
手の込んだセーターでも配色やパターンの出方や娘さんの姿を想像しながら楽しんで編まれていたのでしょうね。
蘇ったセーターを見てお母さまは「やるね!」とにっこりされていますよ、きっと!
返信する

コメントを投稿