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Blue化を振り返る・・・3  2019-10-31

2023年10月19日 | Blue化

そして、Blue化です。

既にLTDまでとオプションで

完璧な状態に成っています。

そこにBlue化するというと、

Blue化って、何?

別に要らないんじゃない?

と、考えられるのではないかと思えます。

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実はまだ、WADIAには

メーカーが作った性能で、なんとか、

「そこそこの音」に仕上げるための部品が投入されています。

Blue化では、その仕上げの部品を取り外して

良い部品に交換しますし

ある工夫も施します。

 

こういう言い方は極端ですが

メーカーの性能・音質が70くらいだった時

「そこそこの音」に仕上げるための部品で

性能・音質を100にもっていくことが可能でした。

ところが、OH・LTD仕様音質改善・LTDやオプションで

性能・音質が200くらいまで、跳ねあがります。

そこに

「そこそこの音」に仕上げるための部品が、まだあるわけです。

この

「そこそこの音」に仕上げるための部品というのは、

例えていえば、桶の「たが」の様なものです。

70の所に30の「たが」を使うことで

100になるからといって

200の所に、30の「たが」は、使えません。

無理にたがをはめたとしても、窮屈で、200目いっぱいの性能が発揮できません。

 

すると、どうなるかというと、

LTDまでの性能・音質が削られたり、殺されてしまうということになります。

 

Blue化はその「たが」を、200に見合う「たが」に、交換するということです。

 

およその概念がこんなところなのですが

だから、どうなんだ?

と、思われると思います。

 

そこで、実際のBlue化の効能です。

 

一番最初に認識・確認したのは

850LTD(+)のBlue化の時でした。

850LTDのインプレの中に

「気持ち高鳴り気味。マライアが深層の令嬢のように上品で、(高鳴り気味は妙に空々しく、神々しく)

(あのパワフルで深い声や生々しい実在感がでてこず)どこか、絵空事のように感じさせていた」

と、いう内容が有ります。

ところが、Blue化を施すと

高鳴りが、消えて、ど~~んと沈み込む低域がでてきて

あのパワフルで深い声や生々しい実在感が顕れてきたのです。

常々、低域が中高域をささえ、冴えさす。と、いうのですが、

まさにその通り。

けして、高域や中域が無くなったのではないのですね。

不自然な高鳴りとは違う、中高域の冴えがでてきて

裾野の広い低域が縦横に中高域をささえるので

音に厚み・深みがでて

ひいては、距離感・陰影が濃くなり(豊)

マライアらしいマライアが(本物が)、そこに居る。

と、いう実在感を超えた

音を外側で聴いているのでなく

自分が音の中に入り込んでいる臨場感と一体になってしまう。

これは、驚きでした。

6LTDじゃないとでてこないものが、

Blue化で出てきたのです。

つまり、先にかいたように

メーカーが作った性能で、なんとか、

「そこそこの音」に仕上げるための部品が投入されている。

その「たが」が

LTD(+)が本来持っている能力・音質を

削り、殺していたのだということです。

 

つづいて、WADIA6でのBlue化の有無による「差異」を見せつけられました。



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