妄想物語のはじまり、はじまり~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
大切な人が事故に遭い脳に障害が発生、半身不随となりました。
わたしの心は張り裂けんばかりです。
そしてわたしは・・・「あの人の痛みを分かち合いたい」と行動に移し、片腕を失いました。
両腕があるままだったら、大切な人を看病をもっと出来たのにと後悔しています。
愛する人が、心身を陵辱される事件にあいました。
わたしは自分の無力さに打ちひしがれ、気が狂いそうです。
わたしは思いました...「愛する人の痛みを分かち合いたい」。
そうしてわたしは、わざわざ心身を陵辱されるようにしたのです。
でも、愛する人の癒しや回復にはなりませんでした。
大津波で、大勢の人がたくさんのものを失いました。
あれから一年過ぎるのに復興は進みません。
「被災地の痛みを分かち合いたい」
わたしにも何か出来ることはないかと、遠く離れたこの地でのがれきを受け入れを賛成しました。
放射線量は限りなく低い、又は無いというから安全だと思ったからです。
事実、線量を計測し安全を確認してからの受け入れということでした。
ところが...今冷静に考えてみれば、
何万トンというがれき全てを厳密に計測するなんて無理。
そんなの判りきったことでした。
がれきは高温焼却炉で燃やされました。
火葬用の焼却炉は、790度から1300度くらいで焼かれるそうです。
ヨウ素:184℃、セシウム:671℃、ストロンチウム:1382℃で気化するなんて知らなかったんです。
焼却され気化したそれらは、空に舞い 降下 雨に混じり 広範囲に降り注いできました。
「被災地の痛みを分かち合いたい」
この思いは自分を癌に、子供達を白血病と緑内障に、元気だった親は原因不明の心臓病で亡くしました。
おしまい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)