◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

小さな生徒さんのレッスン

2013-02-01 07:48:29 | レッスン
小さな子供は、生まれ月によって理解力や出来ることが全然違います。
同じ学年でも、4月生まれの子と、3月生まれの子では成長が一年も違います。
それから兄弟関係(上の子、下の子)や男の子と女の子の違い。
もちろん、性格も。

ですから、小さな生徒さんのレッスンでは、その子の成長を
特に気をつけてレッスンを進めるようにしています。

むか~~し、小さな生徒さんのレッスンで、何度か失敗したことがあるんです。

ひとつは、保護者の方がピアノをされていたので
子供ちゃんがおうちの練習する時に、教えられて
ドンドン教えて進んでいったんです。

正直、私は楽でした。
私が教えなくても、ちゃんと弾いてくれていたからです。

でもある時、突然「ピアノをやめる」と本人が言ってやめてしまいました。
どうも、その子の能力以上のことをやっていて、
ピアノの練習が、しんどくなったみたいなんです。

もうひとつは、やはり保護者の方がピアノをされていて
子供ちゃんが小さい時、おうちで教えられていたみたいで
子供ちゃんが、大きくなって一人で練習するようになったら
楽譜が全然読めない子になってしまっていたんです。


その経験があってから、小さい子のレッスンでは、
子供の成長をよく観察して、レッスンを進めることに気をつけるようになりました。


☆ その子が出来ることを少しずつ増やしていく。

☆ 決して、無理をさせない。

☆ その子自身が理解できるようなことをやっていく。


子供は、一年でグングン成長するものです。
だから、どのタイミングでどんなことを教えたらいいのか
成長をよく観察しながらレッスンをしています。

個人差がありますが、小学校2年生くらいになると、理解力が伸びてきます。
理解力が付いてくると、ちょっと難しいこともできるようになります。
そんな時は、ちょっとハードルを上げても、頑張れるようになります。


昨年、小さな生徒ちゃんが数名入会してくれました。
みんな、とっても可愛いです
ピアノの好きな子に育ってもらえるよう、レッスンをしていきたいです^^