ホドラー展

2月11日に、フェルディナント・ホドラー展へ行きました。　

たまたま日曜美術館で、ホドラーの紹介を見て興味を持ったのと
パパが招待券を会社でもらってくれたからなんです。

ホドラーは、日本ではあまり有名ではないみたいですが
スイスでは、有名な人なんですよ。

そして、ホドラーと音楽とは密接な関係があったんですね～
私・・全然、知りませんでした。

人間の内面や心理に惹かれ始めたホドラーは、単に暗鬱した世界に閉じこもったのではありませんでした。
「良きリズム」という意味をもつ《オイリュトミー》（1895 年）以降、ホドラーは、身体の動きによって
表わされる人間の感情、そして運動する身体が織りなす「リズム」の表現に向かいます。
このようなホドラーの関心は、スイスの音楽教育家エミール・ジャック＝ダルクローズによる
「リトミック」など、当時生まれつつあった前衛的な舞踏の思想とも呼応するものでした。
ホドラーはまた、自然の世界にはさまざまな秩序が隠されており、とりわけ類似する形態の反復や、
シンメトリーをなす構造がいたるところに存在すると考えていました。
彼はそれを「パラレリズム」（平行主義）と呼び、絵画のシステムとして応用していったのです。

（ホームページより引用）

ホドラーは、絵画で音楽や踊りを表現しようとしたんです。
リトミックを作ったダルクローズの言葉に、ホドラーを「音楽家」だと言っているものが
ありました。

ダルクローズのリトミックを踊っている写真も展示されていましたが
ホドラーが表す「リズム」は、このリトミックの動きと
リンクされているんだと、とても面白かったです。

「よきリズム」という意味の『オイリュトミー』という絵画
死から生のイメージを身体のリズムを踏まえて表しているらしいです。



『感情Ⅲ』という絵画
《オイリュトミー》と対をなすもので、ホドラーによる「生」のイメージを視覚化しているらしいです。


この2枚の絵がとても気に入ったので、ポストカードを買いました。
レッスン室に飾ろうと思うので
生徒ちゃん達、よかったら見てくださいね。


余談ですが、この日は私と私の友人と息子の3人で行きました。
去年の9月に息子が免許を取ったんで、運転の練習がてら
送迎してくれるって言って。

でも初心者の横に乗って、私がなんか妙に疲れました～（苦笑）
自分で運転する方が楽ですね（笑）

道中は、なんとか無事だったんだけど、
家に戻ってきたときに車庫に入れ損ねて
ガレージのポールにぶつけてしまいました

夏ごろに車を買い替えるつもりだから
別にいいんですけどね～（苦笑）

それに、おばちゃん二人の遊びに付き合ってくれるようになって
息子も随分大人になったんだなぁ・・と思いました^^

そして、この日は生徒ちゃん達から
私立高校合格のメールも届いたし
とてもいい一日になりました