12月に入った頃から、伊勢地方の冬の風物詩大根のはさがけが。
伊勢平野を吹き抜ける冷たい鈴鹿おろしの寒風にさらされ、天日干し。
はさがけによる天日干しで充分に乾燥された後、
米糠・茄子の葉・柿の皮・唐辛子などでじっくり漬けあげ、
あの名物の伊勢たくあんに生まれ変わるんです。
専門業者だと、数十メートルにわたって10段ほどの高さではさにかけるんですが、
画像は、自宅用なのか、近くの畑で見つけた何とも可愛いミニはさがけ。
友人の経営する林商店(http://www.isetakuan.com/)さんでは、
昔ながらの木の樽を使った製法で、
伊勢たくあんの伝統を守り続けているとのこと。