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愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

●愛犬の関節病基礎知識

2009-06-09 14:56:10 | 健康
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愛犬の歩き方がおかしいと思うことがありませんか?

あなたの愛犬は足がつったように上げたりスキップしているように走ったり、歩き方がモンローウォークだったりおかしいとおもったことはありませんか?

脱臼してしまっても軽症だと足を伸ばして自分で治し、まるで何もなかったかのように再び歩き出す子もいます。

膝蓋骨脱臼をしやすい子は膝の曲げ伸ばしをしたときに膝蓋骨がガクガクと動くので、飼主がシャンプー時などに気づくこともあります。

さらに体重が重かったり、ジャンプや高い所への上り下りをよくしたり、フローリングで滑って転ぶなど、日常生活において足に負担がかかることが毎日続くと、徐々に脱臼しやすい骨格構造になっていってしまうことも多々あります。

つまり楽しい散歩や遊び、運動など、普段の当たり前だと思う行動でも、犬の関節の病気につながる可能性が大いにあるということなのです。

犬の脱臼について脱臼とは、強い力がかかったときに関節をおおっている袋が破れて、骨がはずれてしまうことをいいます。

そうなると、とても痛いのはもちろんその関節の肢は自由が利かなくなるので思い通りに動かせなくなってしまいます。

最近は先天的に関節の弱い子もたくさん生まれているため、今はそのような症状がなくても、もしかしたらこの先、あなたの愛犬も脱臼することがあるかもしれません。

飼い方次第で予防できることもたくさんあるので、脱臼についてしっかりと理解しておきましょう。

犬に多いのは主に『膝蓋骨脱臼』と『股関節脱臼』です。

『膝蓋骨脱臼』の「膝蓋骨」とはいわゆる“膝のお皿”のことで、膝を伸ばしたり縮ませたりするときに靭帯をずらさずに関節がスムーズに動くようにしている骨です。

この骨が脱臼してしまうと靭帯の機能も果たせなくなりますので、足を着くことができなくなります。すべての犬種で起こりますが遺伝的な骨格の構造から、トイ種と呼ばれる小型犬種に多い病気のようです。

『股間節脱臼』は股関節の骨盤と大腿骨をつないでいる靭帯が切れて、大腿骨が股関節からずれてしまった状態をいいます。

股関節のくぼみが浅いと大腿骨がしっかりはまっていないため、さらに脱臼しやすくなります。

このように股関節のくぼみが浅く変形した骨格は、大型犬種に多く見られる遺伝的な病気として知られています。

どちらの脱臼も、小さい頃から遺伝的に関節付近の骨や靭帯が異常な構造であると、その関節に負担がかかった時に簡単に脱臼してしまいます。

特に遺伝的な問題がなくても、成長ホルモンや骨を作るホルモンの分泌障害があったり、食べている餌の成分により骨が栄養障害を起こしていたりすることが原因となる場合もあります。

どうしたら脱臼を防げるの?

食事や生活環境に気を配ってあげることも重要です。

床にはじゅうたんやお風呂マットを敷くなどしてフローリングをやめ、滑りにくいものにします。

足の裏の毛が伸びたら滑らないように短く刈ります。

また高い所へのジャンプもできる限りさせないようにします。

愛犬の足に負担をかけないような生活を工夫してみてましょう。

おかしいなと思ったら

治療しないでそのままにしておくと関節が変形してさらに運動機能に障害が出ることもあるので、脱臼の程度を知るためにも必ず動物病院で診てもらいましょう。

また、老化とともに筋肉の衰えや骨の変形が起こり靭帯も弱くなってくるため、若いときにそのような症状が起こっていなくても負担がかからないように前述のような生活環境にしてあげるほうがよいでしょう。

人間同様、足腰の立たなくなった愛犬は日常生活にさまざまな不自由を強いられます。

愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、普段の生活に気を配り、散歩や日常生活で歩き方や起き上がり方をよく観察してみましょう。

病気の早い発見ができれば、早い治療になり、早く痛みやつらさを取ってあげることができます。

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●愛犬の乳腺腫瘍基礎知識

2009-06-09 13:32:24 | 健康
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乳腺腫瘍の予防から早期発見・早期治療

悪化した乳腺腫瘍の犬が何件か犬幼稚園 Buddy Dogにトリミングに訪れました。

米粒大以上のしこりを持つもの、ひとつだけではなく、幾つかしこりがある犬もいました。

症状が進んで、しこり部分の皮膚が破れ出血し、腫瘍自体が崩れ、つよい臭いを放っている犬もいました。

飼主さんは、そうなっているのに気付かずにトリミングに訪れてくれたのでしょう。

年齢は10歳以上の犬が多く、初めてトリミングにこられるおともだちです。

腫瘍摘出は麻酔管理も含め、かなりリスクの高い手術です。

しかし、乳腺腫瘍の予防・早期発見・早期摘出の大切さを飼い主さんが知っていたら.........

こんなに大変な思いや大変な手術も避けられるかもしれません。

そこで、乳腺腫瘍の特徴についてまとめてみました。

●犬の乳腺腫瘍の特徴
 メス犬では腫瘍の中では皮膚腫瘍についで2番目に多い病気。まれにオス犬にも発生。

 50%は良性、50%は悪性(つまりガン) 
 好発年齢:8~10歳齢

●症状
 乳腺組織に コリコリした"しこり" ができます。

 大きさは様々(直径数mmから数cm)。

 乳頭から血や膿などの分泌物が排出されることがある。

 むくみや熱感、痛みを伴うこともあります。

●診断
 身体一般検査:乳腺の触診

 診断検査:確定診断には、しこりを切除して組織の検査を行います。

●治療
 外科手術が、第一の治療手段。

 化学療法は、まだ人ほど一般的ではありません。

●再発率(悪性の場合)
 ♀犬
  直径3cm以下-2年後の再発率は35%
  直径3cm以上-再発率80%

●予防・対策
 7歳を過ぎたら、乳癌検診(乳腺の触診)を受けましょう。(人と同じですね。)

 早期発見・早期切除が大切です。

 また切除手術後も定期検診を受け、再発に注意しましょう。

 早期避妊手術で、乳腺腫瘍はほぼ予防できます。

 避妊手術(卵巣子宮摘出術)の時期と発情の回数

 メス犬
  最初の発情前に避妊手術を行う:99.5%発症しない。
  2回目の発情前        :92%
  2回目以降          :74.4%
  2歳齢半以降         :乳腺腫瘍の予防効果は認められず。

●自宅でのチェック
 まず、乳腺を触ってみましょう
 いくつおっぱいがありますか? 左右対称とは限りません。
 犬の乳腺-5~7対
 猫の乳腺-約4対

乳腺腫瘍という病気について、なんとなく理解していただけましたでしょうか。

その特徴を知った上で、ご自身が飼っている愛犬に乳腺のしこりがないか時々チェックしてあげてください。

ちゃんと健康管理ができるサロン(美容室)でトリミングをするのも妙策ですよ!!

万が一しこりをみつけたら、放っておかずに、すぐに受診してあげてください。

Buddy Dog サロンは愛犬の健康を考えながら、トリミングをしてします。

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●しつこい皮膚炎(ニキビダニ)

2009-06-09 13:11:49 | 健康
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Luckyと散歩をしていると、ニキビダニが原因だと思われる皮膚炎の犬を見ました。

飼主さんには直ぐに獣医の受診をおすすめしました。

皮膚炎を起こす原因のひとつとして、外部寄生虫があげられます。

ノミやダニ、シラミなどが代表的ですが、その中でも、毛穴の中に住むしつこいダニが毛包虫=ニキビダニで、通称『アカラス』と呼ばれています。

ニキビダニは、体長約0.2mm位で細長く足の短いダニで、毛穴の奥の毛包内に寄生します。

健康な犬にも少数は存在し、通常は特に症状も表さないのですが、何らかの原因で寄生する虫の数が異常増殖すると発症に至ります。

発症すると、毛根がダメージを受けるため、脱毛が見られます。

最初は小さな脱毛だからと放置してしまうと、少しずつ脱毛の範囲が広がっていきます。

また、それを掻きむしることで細菌の二次感染が起こり、赤黒く腫れたり、かさぶたが出来たり、ひどくなると全身の皮膚がズルムケ状態になることさえあります。

発症には、遺伝や免疫、年齢、健康状態、ストレスなどが関与していると考えられ、1歳未満での発症が比較的多いとされています。

仔犬の場合、発症しても症状が軽く、成長するにつれ治癒することも多いようです。

しかし、成犬や老齢犬の場合、体力や免疫力の低下とともに、様々な基礎疾患を患っていることが多く、ちょっとしたきっかけで発症に至り、治療を行ってもなかなか治らないケースが多く、非常に厄介とされています。

治療は、内服や注射のほかに、定期的な薬浴が効果的ですが、症状が軽い場合でも最低1ヶ月以上、慢性化していたり再発のケースだと、半年、一年といった長期にわたることもあります。

予防としては、皮膚を清潔に保ち、健康維持、免疫力が低下しないよう普段から健康管理に注意しておくことが大切です。

その上で、万が一顔面や四肢などに脱毛などの症状を発見したら、小さなものでもすぐに動物病院で検査をしてもらうようにしましょう。

皮膚病は、時に愛犬の性格まで影響を及ぼすことがあります。

日頃から愛犬に気を配って、お互い快適に暮らしていけたらいいですね。

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