愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

●愛犬の糖尿病基礎知識

2009-06-08 22:04:14 | 健康
4.gif
Drbuddy.JPG



最近、ご相談の中でインスリン注射が毎日必要な子がいました。

そうです。糖尿病の愛犬です。

糖尿病というと、人の生活習慣病として誰もが聞いたことがある病気だと思います。

人では実に成人の10人に1人がかかっているとも言われています。

ところが、実は最近、肥満の増加とともに糖尿病にかかる犬が増えているそうです。

もちろん体質や遺伝的な要素もありますが、やはりそこでも問題になってくるのが、生活習慣です。

犬にとってもおんなじ、生活習慣病なのですね。

【犬に急増中!糖尿病】
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの作用不足によって起きる全身性の代謝性疾患です。

食後、消化吸収されて血中に入ったブドウ糖は、通常、インスリンの助けによって細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。

ところが、このインスリンの作用が低下すると、血糖値の高い状態(高血糖)が続き、代謝異常を引き起こします。

代謝異常は糖の代謝だけでなく、タンパク質や脂質の代謝も障害をきたし、尿中にも糖が検出され、全身の主要な臓器に様々な症状をひきおこします。

インスリンは、生体で血糖値を下げる作用を持つ唯一のホルモンなのです。

●糖尿病の3大発生要因

年齢:犬・猫とも発症のピークは7~10歳とされています。

肥満:体重過剰は要注意です。

特に肥満した猫では、インスリン非依存性糖尿病の発生危険率が4倍になるという報告もあります。

遺伝的要素:特に犬では犬種により糖尿病になりやすい傾向があると言われています。

プードル、ダックスフンド、シュナウザー、サモエド、パグ など

また、オスよりメスの方が糖尿病になる確率は2倍高いと言われています。

●症状
一般に認められる症状としては、元気がない・水をたくさん飲む・尿をする回数や量が多い・体重の減少などが代表的です。

このとき犬はたくさん食べているにもかかわらず体重の減少がみられるのが特徴です。

病気が進行すると、食欲不振・嘔吐・脱水がみられ、重篤な例では糖尿病性昏睡に陥り死亡してしまうこともあります。

また糖尿病においてもっとも恐ろしいのは、全身性に広がる合併症が様々な形でおきることです。

犬では、白内障・糖尿病性網膜症・糸球体硬化症などが引き起こされやすいと報告されています。

●治療
犬の糖尿病治療は、人と同様に食餌療法、および経口血糖降下剤やインスリン投与による薬物療法が中心となります。

そしてこれらの治療は、ほとんどの場合、飼主が自宅で行うこととなるため、病気を理解して病気の管理と獣医とのコミュニケーションをより深めることが必要不可欠となります。

●予防
まず、肥満させないようにしましょう。

もし今かなり理想体重をオーバーしているなら、ぜひ元気な今のうちに少し頑張ってダイエットしてあげてください。

飼主が食事をしっかり管理できれば、愛犬の体重のコントロールができるはずです。

なかなか思うように減らない場合は、獣医に相談すると良いでしょう。

その他、バランスの取れた食事、規則正しい生活、適度な運動を心がけることで、糖尿病の予防ができます。

犬の生活習慣病として増加してきた糖尿病。

なんだか人間と同じように思えますが、大きく異なることは、生活習慣や食事管理、体重コントロールは全て飼主次第だということです。

犬はお腹が空いたからといって自分で冷蔵庫を開けて食べ物と食べることはできません。

全て飼主であるあなたの手に委ねられているのです。

dai9.bmp

●自宅で出来る! 愛犬の骨・関節簡単診断

2009-06-08 21:45:11 | 健康
4.gif
Drbuddy.JPG



気持ちのよい季節になってきましたね。

お散歩を楽しめる季節になりましたね。

久しぶりの長いお散歩、愛犬の歩き方は以前と同じですか?

『こんな歩き方だったっけ??』と思った飼主は要チェック。

簡単診断のチェックポイント

1 高い所から降りたらキャンと鳴く

2 時々片足をケンケンする

3 足が曲がったまま、地面につかず、挙げている。

4 足がピーンと後ろに伸びきったまま、曲げられない

5 いつもより腰をフリながら歩く

6 立つ時に、腰がヨロヨロ、ふらつく。

7 なんでもない時に、後ろ足がプルプル震えている

ひとつでも当てはまるものがあれば要注意です。

動物病院で検査を受けてみられると良いでしょう。

小型犬に多い膝の関節の異常や、大型犬や高齢犬に多く見られる腰のトラブルなどの初期の症状かもしれません。

まずは、触診やレントゲン検査で、今の愛犬の状態を知っておくことが大切です。

その上で、精密検査や手術などが必要になってくる場合もあります。

最近では、痛みや炎症を和らげる内服薬のほかにも、様々な関節を保護する商品があります。

初期段階なら治療の選択肢もいくつかありますので、気になったらすぐに獣医に相談してくださいね。

dai9.bmp

U^ェ^U 犬幼稚園 Buddy Dogのようす 06/08

2009-06-08 17:28:44 | 愛犬のようす


0906081.JPG

0906082.JPG


愛犬達は犬幼稚園 Buddy Dogで

仲良くじゃれあったり、時にはおもちゃを取り合ってみたり・・

遊び疲れて寄り添って眠っていたり・・愛くるしい表情をいっぱい見せてくれます。

その姿は本当に純粋で愛しい程です。

『犬の社会性』を身につけることが、将来良い子になる秘訣。

犬幼稚園は犬をしつけるのではなく、犬とじゃれあうことにより社会性を形成する。

家族以外の人と接することにより人への信頼・服従を確立する。

飼主は飼主として必要な知識を学んでいただく所です。

dai9.bmp

●ストレス管理による病気の予防

2009-06-08 16:29:18 | 健康
4.gif
Drbuddy.JPG



犬が家庭内で心身ともに健康に生活できるかどうかは、飼主にかかっています。

犬は身の周りに起こる色々な事の意味が解らない為に、非常に恐怖心を抱きストレスとなる場合があります。

車が爆音を響かせて家の前を通過したような場合でも、人間なら「うるさい奴らだ」と聞き流せても、犬は何かが襲ってくるのでは?と不安になります。

雷や台風などの自然現象でさえ、状況によっては非常に大きなストレスとなるでしょうし、子供がイタズラしたり、人間の都合でいつも不規則な時間に食事を与えられたり、行きたい時に散歩に行けない、などといった日常生活の中にもしばしばストレスとなる事が発生しています。

ストレスを避けた生活というのは、人間にとっても犬にとっても健康維持にきわめて重要です。

人間以上に犬はストレスに弱いものです。

感染症・糖尿病やがんもストレスとは無関係ではないといわれています。

したがって、病気の予防にはストレスの回避が大切です。

そのストレスの要因が人間によるものである可能性も高いという事を考え合わせても、犬の病気とストレスについてもっと見直す必要があると思います。

あなたは愛犬に不要なストレスを与えていませんか?

雷や何かで発生する大きな音など突発的に発生するような事例は避けにくいにしても、日常生活の中にストレスの元がある場合、それを毎日のように与えて続けている可能性があります。

今一度、愛犬とストレスについて考えてみてください。

多くの人が愛犬と共生されていますが、次のような問題は解決されていない。

散歩も朝夕2回が一般的であり、また、排泄目的が主の為、散歩時間も短時間になり総じて運動不足である。

また、雨天や冬期などは散歩に行かない日もあり、行った場合でも短時間となる事が多い。

その事が原因でストレスが溜ったり、肥満犬となり病気を発症しやすい。

室内で飼われている場合は、ただ室内を歩いているだけでは運動不足となる。

高齢の飼主が多くなっているが、天気の良い日は散歩をするが、やはり、雨天や冬期などは散歩に行かない日もあり、行った場合でも短時間となる事が多い。

また、スピードもゆっくりの為、余計に運動不足の原因にもなる。

多頭飼っている場合、十分な散歩が出来にくい。

特に女性・子供や高齢者、運動量を多く必要とする犬種は十分な運動をしておかないといけないが、飼主にとっては時間を制約され天候により散歩を止めたいと思っても他にする事がないため飼主への負担が大きい。

発情期の散歩は嫌だと言う事で、散歩がおざなりになる事が多い。

今の所、人間の様にスポーツジムはなく、あるのはしつけの為の施設しかない。

dai9.bmp

●ドッグフードのビートパルプ

2009-06-08 15:58:06 | ドッグフード
4.gif
Drbuddy.JPG



ビートとは、甜菜(てんさい)砂糖大根などと呼ばれている物です。

ビートパルプは、そのビートから糖蜜を摂るときにできるものです。

製造工程で生まれる副産物の一つです。

ビートそのものは、人間用のボルシチの材料としても使われています。

アメリカ、中国、欧州、チリなどで生産されており、日本では北海道で生産されています。

ビートパルプは2種類ある?

前述したビートパルプは、製造工程で発生した純粋な副産物です。

しかし、ペットフードや飼料に使われるビートパルプはちょっと別物です。

通常ビートパルプは甜菜を絞って圧力をかけて取り出されますが、そんな手間を掛けずにビートパルプを抽出する方法があるのです。

その方法とは、硫酸系の薬剤を使って人工的に無理やり甜菜を溶かすというやり方です。

その時の搾りカスがビートパルプとしてペットフードなどに利用されます。

では、薬剤を使って抽出されたビートパルプが入っているドッグフードを食べるとどうなるか考えてみましょう。まず効果として、

便が固まる。
便の臭いが抑えられる。

という飼い主にとって都合の良い効果があります。

一見すると、とくに問題はなさそうですが、実はここに落とし穴があるのです。

便が固まるメカニズムは、

ビートパルプを取るときの薬剤が便の排出を促す神経伝達を遅らせ、腸内に便が長く留まる結果、便が固まってしまうだけ。

便の臭いが抑えられるメカニズムは、大腸に便が長く留まっていれば水分中のアンモニア臭が消えるだけ。

あまり体に良いとは思えないですね。

私はビートパルプが入っているドッグフードは与えたくないです。

ビートパルプを使用しているメーカーは、『糖分や繊維の供給を目的としている。』と言いますが、糖分や繊維などは他の原料でもまかなえるハズです。

ビートパルプ自体が、主に牛の飼料としての利用が多く、次いでペットフードの原料として利用が多いのは、優れた栄養素などではなく、ただ単に安価だからです。

『安いから使ってます!』などと正直に発表するメーカーなどありません。

それを隠すために、ビートパルプに含まれている微々たる栄養素や繊維質を前面に押し出しているだけだという意見がほとんどです。

それを象徴するかのように、安いドッグフードにはほぼ100%ビートパルプが入っていますが、高額な良質なドッグフードにはほとんどビートパルプなど入っていません。

ドッグフードを安く大量に製造しようと思えば、ビートパルプはありがたい存在なのでしょう。

しかし、ちゃんと良質なドッグフードを作ろうと思えば、ビートパルプは使いたくない素材ということでしょう。
(実際にビートパルプは一切使用しておりません。と表示されているドッグフードもあるくらいです)
※ここで注意ですが、全てのビートパルプが薬剤を使用して抽出しているわけではありません。

糖蜜を摂るときに出る純粋な副産物を使用しているメーカーさんもあります。

ビートパルプを使用している全てのメーカーが必ず薬剤より抽出したものを使っているということを言っているわけではありませんのでご注意を。

もし心配ならば直接メーカーさんにお問い合わせ下さい。

犬幼稚園 Buddy Dogには少量のビート果肉が入っているフードがありますが、ビートパルプとは異質のものです。

dai9.bmp