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シンプルで落ち着いた風情のガク紫陽花
色とりどりで華やかな紫陽花やハイドランジア
あなたの好みはどちらでしょうか
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![]() | ここは、NIKKEIプラス1何でもランキングの「アジサイの名所を見るなら」で東日本の部、第4位にランキングされています。 |
紫陽花の原産地 紫陽花そのものは日本そして東南アジアが原産地です。紫陽花は日本から中国に渡り、そこから1790年にヨーロッパへ渡り、以来、欧米で改良が重ねられ、日本で「ハイドランジア」と呼んでいる鉢物の系統は逆輸入したものです。 | ![]() |
![]() | 花は初夏、大きなまり状に小花が集まって咲きます。花の色は開花当初は薄緑ですが、次第に白色、正開すると碧色、紅、白などになります。 このように次々と色が変わるので、花言葉の「移り気」・「心変わり」が出たものと思われます。 |
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![]() | 紫陽花の花は3~5弁の「がく」の集まりで、本当の花はがくの中心にできる小さなものです。がくは初めは白色ですが、成長するに従い、それぞれの固有の色に着色します。これは細胞内の水素イオン濃度の変化によって、色の素であるアントシアン・フラボン系の物質が変化するためです。土壌が酸性の時は青みが強くなり、アルカリ性の時は赤みが強くなります。 |
花期が長く、盛りをすぎても萼片は晴緑色をおびて残り、ドライフラワーとして利用出来ます。 | ![]() |
![]() | 梅雨時の雨で多くの花が痛められる時、紫陽花は雨の中にますます美しく澄んだ色になり素晴らしい花です。 |
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![]() | 紫陽花は、東アジアと南北アメリカに自生するアジサイ属の植物で世界に40数種、日本に10数種が自生しています。 |
日本の紫陽花は18世紀後半ヨーロッパへ渡り、品種改良されたのち西洋アジサイとして日本に里帰りし、今日鉢花として人気がありますが、日本の紫陽花も野趣味あふれる風情が新鮮さを呼び、最近見直されています。 | ![]() |
![]() | 1823年に日本にやってきた医師、ドイツ人のシーボルトは植物学者でもあり日本固有の植物に関心を示していました。シーボルトはいち早くハイドランジアの分類に関する論文をまとめ、本国の学術雑誌に発表。のちに植物学者ツッカリーニの協力を得て、これに手を加えたものがFlora Japonica(1835年)である。シーボルトが日本で見た青いアジサイの一種に愛人の「お滝さん(本名 楠本 滝)」を記念してotaksaの名をつけたことはあまりにも有名。 |
紫陽花に何か漢名をあてはめる必要に迫られたとき、唐の詩人白楽天の詩の中から日本のアジサイとは全く別植物の「紫陽花」(中国の招賢寺という寺にあった名の知れぬ山樹に咲く花で、色は紫、芳香を放つ仙界の麗花)を持ち出してきた。以来、アジサイは「紫陽花」となった。おかげで、紫陽花は中国渡来の植物との誤解が多い。 | ![]() |
![]() | 「アジサイ」の語源は一説によると、「青い花が集まっている」ので、集真藍(あづさあい〉、「あづ」は集まるの意、「さ」は意味のない接頭語、「藍」は青の意で「アヅサアイ」から「アジサイ」となったということです。 |
梅雨から夏にかけて咲く紫陽花は、七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化していきます。しとしと雨が降る庭に咲く紫陽花の花、まさに日本の梅雨の風景です。 | ![]() |
![]() | もとは関東地方の海岸に自生していたガクアジサイで、花が手毬状に咲く紫陽花はその変形です。ガクアジサイは中心の小さい両性花と、まわりの大きな装飾花から成っています。その装飾花だけが丸く手毬状になっているのが一般的な手毬型の紫陽花です。 |
紫陽花は現在いろいろな色の品種が売られています。青、白、ピンク、紫、赤に緑・・・でも本来の日本の紫陽花は青だったそうです。紫陽花についてよく言われる話ですが、土壌が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなります。もともとの日本の土壌は酸性であるため、日本古来の紫陽花は青だそうです。 | ![]() |
![]() | その青い紫陽花が欧米に渡って改良されて、色とりどりの西洋アジサイ(ハイドランジア)が生み出されました。幕末から明治にかけて来日したヨーロッパの人々が初めて見る美しい紫陽花を持ち帰り、青以外の色の花を作り出しました。 |
元々ヨーロッパは土壌がアルカリ性なために、青かった花も自然と赤っぽくなり、また元来華やかな花を好む欧米人のために色とりどりで大きな花へ変化を遂げました。そしてその後その西洋アジサイ(ハイドランジア)が言わば逆輸入され、現在の日本でも人気品種となっています | ![]() |
![]() | 日本は火山国でさらに雨が多いため、土壌が弱酸性なので、青みの強いアジサイが普通ですが、外国では逆にピンク系統が多く、美しい藍色のものはあまり見られません。 |
シンプルで落ち着いた風情のガク紫陽花
色とりどりで華やかな紫陽花やハイドランジア
あなたの好みはどちらでしょうか