今年は2月3日が立春で、立春の前日の2月2日が節分です。
昔はちょいちょいあったような気がしますが、この辺りは分単位の話の様で(理論上は閏年の翌年は2月2日みたいな流れでいいと思うんですが、そういう訳でもないのが良くわからないところ。うるう年によって吸収されているのでしょうかね?)
さて、立春がやってくれば、まだそうとは見えなくても確実に春が徐々に広がっていく、ということ。
さて、あらたまの春を迎えるためには、節分による魔の駆除?が欠かせません。
清らかな空間で春を迎えましょう。
魔を滅する豆まき
魔を追いやる柊鰯(焼い嗅がし)
が有名ですね。
最近では恵方巻が一般的の様ですが、あれは千客万来を願うものでお商売をしている人には有効でしょう。太巻きじゃなくても細巻きで大丈夫です(笑)
さて、要は、魔を忌避することは、感覚的には禊と変わらないことなので、
少量の塩を入れたお風呂に入り体に付いたネガティブなものを取り除きます。
バスソルトを用いるよりも、近海の塩、できれば昔ながらの製法で作られた地域の塩を使うとよいのですが、手に入らない場合はJTの塩で構いません。
1年を振り返り、ゆったりとした気分で過ごして、疲れをいやすために早めに休みましょう。
立春には、いつもより早く起きられればラッキーですが、無理をする必要はありません。
新しさを意識できるような1日を過ごしてください。
新しさを意識するために、身の回りのものをいくつか新しくそろえるとよいでしょう。
私は立春にはたいていフライングで春らしい花を飾ります。
花屋に行くと季節無関係の百花繚乱ですが、私はたいていフリージアを選びます。
黄色といい、香りと言い、春らしさでいっぱいだと思うからなのですが、
今年は白のフリージアを育てているので(ちゃんと咲いてくれますように!)、別の花にしたいと思います。
食卓でも、春の味わい(山菜のてんぷらや、菜の花のお浸しなど)を取り入れて、盛春の英気を先取りします。
何か物事を始めるならせっかくなので立春に決意すると続きやすいです。
「はじめ」が集約された立春。
気負いは必要ありませんが、せっかくなら良いスタートを切る日として活用しましょう。